問と解説:数的推理  【戻る】  【数的ホーム】 
No.173 割合  29SS5_7  【KW】 ごみ 分別 収集 焼却 リサイクル 
【問】  ある市では,ごみを可燃ごみと不燃ごみの2種類に分別して収集した後,可燃ごみについては全て焼却処分し,不燃ごみについては1割をリサイクルに回したうえで,残り9割について埋立て処分を行ってきた。ある年から新たなリサイクル手法を導入し,収集した不燃ごみのうちリサイクルに回す割合を4割に上げたところ,焼却又は埋立て処分を行うごみの総量は,前年の7/8になった。この市における収集時のごみの総量に占める不燃ごみの割合はいくらか。
ただし,収集時のごみの総量,及び可燃ごみと不燃ごみの割合は,毎年,一定であるとする。【国税21年度】232_2*
1 3割  
2 4割  
3 5割   
4 6割   
5 7割 

【答】 2
【解説】
 
  前の可燃ごみ量をx,不燃ごみをyとすると,リサイクルは0.1y,埋め立ては0.9y 
 新たには,リサイクル0.4y,埋め立ては0.6y。
 焼却と埋め立てはx+0.6yとなり,前の7/8倍だから,
 x+0.6y=7/8×(x+0.9y) ⇒ x=1.5y
可燃ごみの割合=1.5y/(x+y)=1.5y/2.5y=3/5 ∴0.6=6割

H30.3.11
【戻る】   【ホーム】