問と解説:数的推理  【戻る】  【数的ホーム】 
No.200 場合の数  29SS9_2  【KW】 飛行機 席 横一列 座り方 
【問】  A〜Jの10人が飛行機に乗り,次のような3人掛け・4人掛け・3人掛けの横一列の席に座ることになった。
       窓 □ □ □ 通路 □ □ □ □ 通路 □ □ □ 窓
 この10人の座り方について,次のようにするとき,座り方の組合せはいくつあるか。
@ A,B,Cの3人は,まとまった席にする。
A DとEは席を隣どうしにしない。
B AとFは窓際の席にする。
 なお,通路を挟んだ席は隣どうしの席ではないものとする。【国専23年度】374_0**
1 1,122通り  
2 1,212通り  
3 1,221通り  
4 2,112通り  
5 2,211通り   

【答】 4
【解説】
  数え上げることから正解を得る。 座席に左から1,2,3・・・と番号を付ける。
  BよりAは1又は10 であり,かつ@からABCがまとまりであるから,123の席で1にAが座り,隣にBC又はCBと座り,他方の10番席はFと決まる。Aは10番席でもよいからこれで4通りである。
  残りの6席にDEが座る場所は,隣通しの条件を無視すると,6×5=30で,30通りある。これから隣席の場合を除く。隣席は(4,5)(5,6)(6,7)(8,9)逆もあるから倍の8とおりを30とおりから引き22通り
GHIJの席は,残りを順番に埋めると4×3×2×1=24, 24 通り
  これから,4×22×24=2112通り となる。

【補説】 GHIJの席は,最初のGは4か所のどれでも選ぶことができ,次の者は残りの3席から選び,これで4×3=12通りある。
 次の者は残り2席から1席選ぶから,2通りであり,4×3×2=24,24通りとなる。最後の1人は残りで自動的に決まる。 4P4=4×3×2×1=24 という公式に関係なく,考え方を理解する。
H30.3.13
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