問と解説:数的推理  【戻る】  【数的ホーム】 
No.219 数列  28SS2_4  【KW】 自然数 12の倍数 5の倍数 
【問】  a,b ,cは1〜10のうちの異なる自然数である。a×bは12の倍数であるが36の倍数でなく,a×cは5の倍数で,b×cは27の倍数である。このとき,a+b+c の値として正しいものはどれか。【地上18年度】 38_2*
1 19  
2 21 
3 23  
4 25  
5 27 

【答】 4 
【解説】
  a,b,cは最大で,8,9,10の組であり,乗算の最大は90だから,90までの各乗算の当てはまる数字を描き出す。
 a×bが12の倍数だから12,24,36,48,60,72,84であるが,36の倍数ではない条件から,36と72が消える。a×cは5の倍数だから,5,10,15,20,25,30,35,40,45,50,55,60,65,70,75,80,85,90が該当する。
そして3番目の条件であるb×cは27の倍数から,27,54,81が得られる。
3番目の条件が候補となる数が少ないのでこれを検討する。81は9×9以外はないので異なる数の条件を満たさない。
そして,27(3,9),54(6,9)だけである。どちらとも9が含まれるのでbかcのどちらかが9である。bが9と仮定し,a×bの候補をみると36,72が消えているので該当する候補はない。ゆえにcが9である。
a×cが5の倍数でcが5であるから,aの候補は45の9と90の10である。aを9又は10とした場合のbをa×bの候補12,24,48,60,84から探すと,60のみであるから,aは10,bは6が得られる。
H30.4.28
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