問と解説:数的推理  【戻る】  【数的ホーム】 
No.228 整数  30SS2_1  【KW】 整数 和と差 並べ 4つ 
【問】  異なる4つの正の整数がある。これらのうちから2つを選んで和と差(大きいほうの数から小さいほうの数を減じて得た数)を算出して,そのすべてを大きい順に左から並べたところ,次のとおりとなった。
 109, 99, 87, 64, 57, 52, 45, 42, 35, 22, 12, 10
このとき, 4つの整数の和はいくらか。  【国総26年度】18_0**

1 121 
2 144
3 151
4 154  
5 173

【答】 3 
【解説】
  a>b>c>dとして,a+b=109,a+c=99,⇒b−c=10
組合せは,和の場合  a+b,a+c,a+d,b+c,b+d,c+d
差の場合 a−b,a−c,a−d,b−c,b−d,c−d
ところで,与えられた数の中で,2つの差が10であるものに着目すると
52と42,45と35,22と12の3組がある。
これより,この3組の数の中のどちらか一方にbとcがそれぞれ入っていることになり,b−c=10より,左の大きい方にbが入っている。
そして,これらの3組は,b+dとc+d,a−cとa−b,b−dとc−dのいずれかである。他の組合せは,一方のみにbとcが入っていない。
ここで,小さいcとdの組合せは,(c+d) + (c−d) =2cより,この和は偶数である。
したがって,bが入っていない右側の偶数である42と12が該当する。
c+d=42 c−d= 12
よって,4つの和は,a+b+c+d=109+42=151
H30.6.4
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