| 問８ 特許 |
ア〜ウを比較して，特許出願についての出願審査の請求に関して，最も不適切と考えられるものはどれか。 |
| 選択肢 | ア 特許出願人以外の第三者は，出願審査の請求をすることができる。 |
| イ 特許出願人のみが，出願審査の請求の取下げをすることができる。 | |
| ウ 出願審査の請求がされなければ特許出願の審査は行われない。 | |
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正解 ア ア：【×】 イ：【○】 ウ：【○】 【解説】 特許出願があると，権利取得を希望せず他人に権利が取られなければよいとする出願もあることから，権利化を必要とする出願のみを審査するため，出願審査の請求制度が設けられており，何人も請求することができ，出願審査の請求があった出願のみが審査の対象となる。出願審査の請求は，審査開始のきっかけとなるもので手続きが継続することもないので取り下げることはできない。
（出願審査の請求）
第四十八条の三 特許出願があつたときは，何人も，その日から三年以内に，特許庁長官にその特許出願について出願審査の請求をすることができる。 ３ 出願審査の請求は，取り下げることができない。 （特許出願の審査） 第四十八条の二 特許出願の審査は，その特許出願についての出願審査の請求をまつて行なう。 |