問と解説: 前回 次回  【戻る】  【ホーム】 
No.819  特許法
【問】  特許調査のための検索手法として,Fタームは統一された特許分類であり概念の幅が狭く,これを用いることによりノイズの少ない検索を行うことができる。

【解説】 【×】 
  Fタームとは,特許情報を電子計算機を用いて検索する際に利用する特許分類と異なる検索記号であり,技術分野ごとに異なる検索キーを個々の特許文献と関連付けることにより,ノイズの少ない検索を可能としている。多観点ターム検索ともいう。「F」は,File Forming TermのFであり,仮想的に公報 を集めたファイルを形成することによる。
 なお,概念の幅が狭ければ,ノイズは少なくなるが漏れが多くなり,特許調査の検索手法としては,目的によっては不十分となることがある。

【戻る】   【ホーム】 H29.5.17