江戸文化 《御符内流行名物案内》  
:#01_ina 十けん店 いなりずし  十けん店(じゅっけんだな)
 

 #03 むぎめし
  :くぎだな むぎめし
 #20 としまや
  :かま倉がし と志満や
 #24 よし原
  :どうちう よし原

※絵図内の文字は
 すし,大入叶
<大入叶(おおいりかのう)
 =お客様で満員になりますようにという意味>
 十軒店は現在の中央区日本橋室町にあった町で,地名の由来は,仮設のお店が通りの両側に10軒立ち並んでいたためと言われています
 江戸では雛人形を商う雛市が,尾張町や浅草茅町,駒込などにも立ったそうですが,一番盛況だったのが十軒店でした
 明和年間(1764〜1772)頃,十軒店の人形師・原舟月が作ったのが古今雛です。この古今雛が,現代の雛人形につながったと言われています。幕府はあまりにも豪華な雛人形を禁止するほど,江戸時代には様々な雛人形が作られました
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