江戸自慢三十六興  
25:道灌や満虫聞
  (道灌山虫聞:どうかんやまむしきき)
道灌山虫聞
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  【目録】25 道灌山のむしの音
   (どうかんやまのむしのね)   

  道灌山(現荒川区西日暮里4丁目辺)は江戸時代,「虫聞」の名所として,また夕涼みの場所として,多くの人々が足を運びました
 虫聞の名所には道灌山だけではなく,隅田川東岸,王子や飛鳥山などがありました。
 場所によって鳴く虫が違うため,鈴虫の声を聞きたい時は飛鳥山,松虫の場合は道灌山というようにその時々の気分によって使い分けていたよう
 また竹かごに虫を入れて売り歩く虫屋もいました
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