江戸名所花見双六  
28 芝愛宕山(しばあたごやま)
芝愛宕山


 自然地形としては東京23区内で一番の高さを誇る「愛宕山」。東側には低地と海が広がり,その眺望は江戸時代から明治時代にかけて,多数の錦絵や写真の題材となった。山上には江戸開府とともに「愛宕神社」が創建された
「愛宕山」の山頂に鎮座する「愛宕神社」は,江戸開府の1603(慶長8)年,防火の守り神として,徳川家康の命で創建された
 参道正面に見える急勾配の「男坂」は,三代将軍の徳川家光の命により,馬術の名人であった曲垣平九郎(まがき へいくろう)がこの石段を馬で上り下りに成功,称えられたという故事にちなみ「出世の石段」と呼ばれている
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