やじきた道中記
宿44:石薬師(いしやくし) 三重県鈴鹿市石薬師町 ※庄野へ25丁(2.7km)
石薬師
  <石やくし>  (石薬師宿) 
「北八かヤレおそろしや このおくに死人がいらあ 早くにげろにげろ」「やぢさんか早くきてくんなせへ このたながおちているから どふもしかたかねへ もう手が抜けるようだ」
★ 描かれているのは,夜這いのために部屋を出た弥次郎(弥次郎兵衛)が,暗闇の中で薦(こも)に巻かれた石の地蔵を女性の死体と勘違いして大騒ぎになる四日市の旅籠での場面。一緒にいた北八(喜多八)の仕草とひっくり返る碗や徳利が,驚きの大きさをよく物語っている
 名物はうなぎ 石薬師の門前町として発展
※ 本陣3軒,脇本陣はなく旅籠屋は15軒の小規模な宿場  
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