| 問２３ 意匠 |
ア〜ウを比較して，意匠権の存続期間に関する次の文章の空欄（１）〜（３）に入る語句の組合せとして，最も適切と考えられるものはどれか。
意匠権の存続期間は，（１）から（２）であって，その存続期間の延長を請求することが（３）。 |
| 選択肢 | ア １ ＝登録日 ２ ＝１０年 ３ ＝できる |
| イ １ ＝登録日 ２ ＝２５年 ３ ＝できない | |
| ウ １ ＝出願日 ２ ＝２５年 ３ ＝できない | |
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正解 ウ ア：【×】 イ：【×】従前は登録日から25年であった ウ：【○】特許と同じ出願日から25年に変更 【解説】 意匠登録出願と特許出願の変更出願が増加する中，存続期間の終期の起算日が意匠権では設定登録時，特許権では出願時と異なることに起因して，知的財産権の管理上不便が生じるおそれがあることから，特許と同様に，意匠権の存続期間の終期の起算日を出願時に変更した。また，企業特有のデザイン・コンセプトの開発を支援し，ブランド価値の向上を促進する観点からは，より長い意匠権の存続期間を設定することが望ましいため，意匠権の存続期間を「設定の登録の日から二十年」から「意匠登録出願の日から二十五年」に変更する改正を行い，令和3年4月1日に施行した。（青本：特許庁作成の逐条解説）
《意匠法》
（存続期間） 第二十一条 意匠権（関連意匠の意匠権を除く。）の存続期間は，意匠登録出願の日から二十五年をもつて終了する。（令和3年4月1日施行） それまでは，「意匠権（関連意匠の意匠権を除く。）の存続期間は，設定の登録の日から二十年をもつて終了する。」 |