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No.1147  民法
【問】
  法人間の契約において,代表取締役以外による契約締結も有効な場合がある。

【解説】 【○】 
  代表者以外で契約する権限が与えられている場合があり,その場合の契約は有効である。
 大会社の場合,代表取締役と知財に関する契約をすることは稀であり,通常は,権原を有する知的財産部長との契約となる。
 初めての契約や疑問が生じる場合は,権原を有することを確認する必要がある。
 知っておきたい特許契約の基礎知識 13ページ(INPIT)

(代理権授与の表示による表見代理)
第百九条
 第三者に対して他人に代理権を与えた旨を表示した者は,その代理権の範囲内においてその他人が第三者との間でした行為について,その責任を負う。ただし,第三者が,その他人が代理権を与えられていないことを知り,又は過失によって知らなかったときは,この限りでない。
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H29.10.28