問と解説: 前回 次回  【戻る】  【ホーム】 
No.1836 著作権法
【問】 中級
  データベースの著作物とは,データベースであって,その素材の選択又は配列によって創作性を有するものをいう。

【解説】【×】
  データベースは,ビジネス展開において重要な資源であり,著作権法で保護されるが,その範囲は情報の選択又は体系的な構成であり,素材の選択又は配列である必要はない。
参考 Q625

(定義)
第二条
 この法律において,次の各号に掲げる用語の意義は,当該各号に定めるところによる。
十の三  データベース 論文,数値,図形その他の情報の集合物であつて,それらの情報を電子計算機を用いて検索することができるように体系的に構成したものをいう。
(データベースの著作物)
第十二条の二 データベースでその情報の選択又は体系的な構成によつて創作性を有するものは,著作物として保護する。
 前項の規定は,同項のデータベースの部分を構成する著作物の著作者の権利に影響を及ぼさない。
【戻る】   【ホーム】
H30.9.24