【解説】  No.132   前回 次回
 意匠法:意匠公報

【問】  第1年分の登録料の納付があった後に,始めて,その登録内容を記載した意匠公報が発行される。

【解説】
【○】 
 意匠は真似されやすいことから,特許や商標のように,登録前に内容を公開することはせず,設定登録がされた後,意匠公報が発行される。秘密意匠については,意匠の詳細は公開されないが,登録の事実は公表される。

(意匠権の設定の登録) 第二十条
 意匠権は,設定の登録により発生する。
2  第四十二条第一項第一号の規定による第一年分の登録料の納付があつたときは,意匠権の設定の登録をする。
3  前項の登録があつたときは,次に掲げる事項を意匠公報に掲載しなければならない。
一  意匠権者の氏名又は名称及び住所又は居所
二  意匠登録出願の番号及び年月日
三  登録番号及び設定の登録の年月日
四  願書及び願書に添付した図面,写真,ひな形又は見本の内容
五  前各号に掲げるもののほか,必要な事項
4  第十四条第一項の規定により秘密にすることを請求した意匠に関する前項第四号に掲げる事項は,同項の規定にかかわらず,第十四条第一項の規定により指定した期間の経過後遅滞なく掲載するものとする。
 
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