No.5885 意匠法 知財検定2g 【問】 48_2g34_1 意匠登録出願前に日本国内において公然知られた意匠に基づいて当業者が容易に創作できる意匠は,意匠登録を受けられる可能性が高い。 【解説】 【×】 意匠登録制度においては,出願前に頒布された刊行物に記載された意匠だけでなく,当業者が容易に創作できたときも意匠登録を受けることができない。 参考:Q1391 (意匠登録の要件) 第三条 工業上利用することができる意匠の創作をした者は,次に掲げる意匠を除き,その意匠について意匠登録を受けることができる。 一 意匠登録前に日本国内又は外国において公然知られた意匠 二 意匠登録出願前に日本国内又は外国において,頒布された刊行物に記載された意匠又は電気通信回線を通じて公衆に利用可能となつた意匠 三 前二号に掲げる意匠に類似する意匠 2 意匠登録出願前にその意匠の属する分野における通常の知識を有する者が日本国内又は外国において公然知られ,頒布された刊行物に記載され,又は電気通信回線を通じて公衆に利用可能となつた形状等又は画像に基づいて容易に意匠の創作をすることができたときは,その意匠(前項各号に掲げるものを除く。)については,同項の規定にかかわらず,意匠登録を受けることができない。 |
R6.11.18