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No.978  独占禁止法
【問】
  特許ライセンス契約において,許諾に係る製品の販売価格を制限すること,は独占禁止法における不公正な取引方法に該当する行為である。

【解説】 【○】 
  販売価格が制限されると正当な競争ができなくなり,ライセンシーが利益を得ることが困難になることから正当な競争とならなくなる。

(侵害とみなす行為)
第二条

○9  この法律において「不公正な取引方法」とは,次の各号のいずれかに該当する行為をいう。
四  自己の供給する商品を購入する相手方に,正当な理由がないのに,次のいずれかに掲げる拘束の条件を付けて,当該商品を供給すること。
イ 相手方に対しその販売する当該商品の販売価格を定めてこれを維持させることその他相手方の当該商品の販売価格の自由な決定を拘束すること。

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H29.7.30/H29.8.6