江戸名所花見双六  
26 大森梅屋敷(おおもりうめやしき)
大森梅屋敷
 「品川宿」と「川崎宿」の間には,「和中散」という旅の常備薬を売る店も3軒あった
 その一つ,北蒲田村にあった売薬所では,山本久三郎が文政年間(1818〜1831年)の初めに敷地3,000坪に梅の名木を集め,「東海道」を往来する旅人を相手に茶店「梅屋敷」を開いた
 のちに亀戸の梅林とともに江戸近郊の梅の名所の一つとして有名になり,広重の浮世絵にも描かれた
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