| 問６ 特許 |
ア〜エを比較して，特許情報プラットフォーム（J-Platpat）を用いた特許調査のための検索手法に関して，最も適切と考えられるものはどれか。 |
| 選択肢 | ア Ｆターム，ＦＩ（File Index）を用いて検索する場合，具体的にどのように分類記号が付与されているかについて，正確な理解をしておくことが必要である。 |
| イ 中国特許公報について，Ｆターム，ＦＩ（File Index）を用いて検索することができない。 | |
| ウ キーワード検索は，直感的でわかりやすく，同義語については特に考慮する必要はない。 | |
| エ Ｆタームは国際的に統一された特許分類であり，これを用いることによりノイズの少ない検索を行うことができる。 | |
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正解 イ （リンクは別ウインドウ）
ア：【×】 ⇒Q820 イ：【○】 ⇒Q821 ウ：【×】 ⇒Q822 エ：【×】 ⇒Q819 【解説】 ア： 正確な理解をしておくことに越したことはないが，ＦタームやＦＩの分類体系をを理解しておけば分類表をみることにより，効率的な検索が可能である。 イ： Ｆターム，ＦＩ共に，我が国で開発した検索システムであり，中国特許公報には，Ｆターム，ＦＩの検索キーが付与されておらず，検索対象とすることはできない。 ウ： キーワード検索は，技術内容を確認するために有効であるが，特許調査は過去に目的とする技術の存在を確認するものであり，検索結果に漏れがあると特許調査の信頼性が低下する。例えば，「湯舟」を検索する場合，風呂，風呂桶，湯槽，バスタブ，湯ぶね，湯桁，バス，浴槽など類語や言い換え，同義語が多数存在するから，関連キーワードも同時に検索可能なシソーラスを準備する必要がある。 エ： Ｆタームは我が国で開発した特許分類であり，国際的に統一されたものではない。
《検索キー》
Ｆターム，ＦＩ Ｆターム検索は多観点ターム検索ともいう。「Ｆ」は，File Forming TermのＦであり，仮想的に公報を集めたファイルを形成することによる。一方，ＦＩ検索はFile Indexを表し，単観点による検索キーである。 |