| 問１４ 調査 |
ア〜エを比較して，知的財産の調査に関して，最も不適切と考えられるものはどれか。
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| 選択肢 | ア 国際特許分類（ＩＰＣ）とは，国際的に統一された特許分類である。 |
| イ Ｄタームは，日本意匠分類を形態等の特徴で更に細分化したものである。 | |
| ウ ＦＩ（ファイル・インデックス）とは，国際特許分類（ＩＰＣ）を更に細分化した国際的に統一された特許分類である。 | |
| エ 商標に係る商品の類否は，生産部門，販売部門や需要者の範囲の一致等に基づいて総合的に判断される。 | |
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正解 ウ ア：【○】ＩＰＣは国際特許分類のこと イ：【○】Ｄタームはデザイン（Design：意匠）ターム ウ：【×】ＦＩ（エフアイ）によるファイル（分冊）構成は日本独自 エ：【○】商標の類否判断 【解説】 ＩＰＣは，世界の特許文献に付与されている世界共通の特許分類であり，特許文献の調査には有力な検索手段である。International Patent Classification Ｆタームとは，特許情報を電子計算機を用いて検索する際に利用する，多観点からなる検索記号を特許文献に付与したものであり，多観点ターム検索ともいう。「Ｆ」は，File Forming TermのＦであり，仮想的に公報を集めたファイルを形成することによる。 ＦＩは，単観点からなる検索キーであってFile Indexを表し，検索の場合は，検索キーの意味を各技術分野ごとに理解しておくことが必要である。 商品の類否は，外観，観念，称呼だけで決まるものではなく，取引の実情から誤認混同が生じ，又は出所の混同が生じる場合も類似していると判断される。
《商標法》
（商標登録を受けることができない商標） 第四条 次に掲げる商標については，前条の規定にかかわらず，商標登録を受けることができない。 十一 当該商標登録出願の日前の商標登録出願に係る他人の登録商標又はこれに類似する商標であつて，その商標登録に係る指定商品若しくは指定役務（第六条第一項（第六十八条第一項において準用する場合を含む。）の規定により指定した商品又は役務をいう。以下同じ。）又はこれらに類似する商品若しくは役務について使用をするもの |