| 問１０ 著作 |
ア〜ウを比較して，職務著作に関して，最も不適切と考えられるものはどれか。 |
| 選択肢 | ア 法人の発意に基づき法人の業務に従事する者が職務上作成するものであれば，法人以外が著作者となることはない。 |
| イ プログラムの著作物については，法人の著作者名義の下に公表しなくても職務著作となることがある。 | |
| ウ 法人の業務に従事する者により職務上作成されるものであれば，勤務時間外に自宅で作成してもその法人が著作者となることがある。 | |
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正解 ア
⇒Q2894
⇒Q4014 【解説】 ア： 職務上従業員が創作した著作物は，別途の取決めがある場合は従業員が著作者となり，著作者人格権も有することとなる。 イ： プログラムは，自社内で使用することが多く，職務著作の要件から公表が除かれている。 ウ： 職務著作であるために，勤務時間内であることの要件は規定されておらず，職務上であれば自宅での作成も含まれる。
《法》
（職務上作成する著作物の著作者） 第十五条 法人その他使用者（以下この条において「法人等」という。）の発意に基づきその法人等の業務に従事する者が職務上作成する著作物（プログラムの著作物を除く。）で，その法人等が自己の著作の名義の下に公表するものの著作者は，その作成の時における契約，勤務規則その他に別段の定めがない限り，その法人等とする。 ２ 法人等の発意に基づきその法人等の業務に従事する者が職務上作成するプログラムの著作物の著作者は，その作成の時における契約，勤務規則その他に別段の定めがない限り，その法人等とする。 |