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No.1136  種苗法
【問】
  植物の新品種は,種苗法により保護されるため,特許法による保護を受けることが一切できない。

【解説】 【×】 
  特許法の要件を満たせば特許権を得ることができる。種苗法では既存の植物と区別がつけば登録されるが,特許の場合は,区別だけでなく,当業者が容易に創作できない進歩性が求められる。

(品種登録の要件)
第三条
 次に掲げる要件を備えた品種の育成(人為的変異又は自然的変異に係る特性を固定し又は検定することをいう。以下同じ。)をした者又はその承継人(以下「育成者」という。)は,その品種についての登録(以下「品種登録」という。)を受けることができる。
一  品種登録出願前に日本国内又は外国において公然知られた他の品種と特性の全部又は一部によって明確に区別されること。
二  同一の繁殖の段階に属する植物体のすべてが特性の全部において十分に類似していること。
三  繰り返し繁殖させた後においても特性の全部が変化しないこと。
2  品種登録出願又は外国に対する品種登録出願に相当する出願に係る品種につき品種の育成に関する保護が認められた場合には,その品種は,出願時において公然知られた品種に該当するに至ったものとみなす。

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H29.10.21/H29.10.24