No.1880 特許調査 【問】 中級 特許調査は,特許出願を確認しておくことにより,新しい研究開発のテーマの手掛かりを見つけるために行う。 【解説】 【○】 特許公報が多い分野では多くの企業が参入していることが分かり,競争が激しいか激しくなることが予想でき,逆に公報の少ない分野は参入企業も少ないことから,開発が成功すれば市場で優位に立つことが可能となる。更に,開発テーマの参考となる他者の技術情報を取得することも可能である。 参考 Q715 (特許の要件) 第二十九条 産業上利用することができる発明をした者は,次に掲げる発明を除き,その発明について特許を受けることができる。 一 特許出願前に日本国内又は外国において公然知られた発明 二 特許出願前に日本国内又は外国において公然実施をされた発明 三 特許出願前に日本国内又は外国において,頒布された刊行物に記載された発明又は電気通信回線を通じて公衆に利用可能となつた発明 2 特許出願前にその発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者が前項各号に掲げる発明に基いて容易に発明をすることができたときは,その発明については,同項の規定にかかわらず,特許を受けることができない。 |
H30.10.25