No.2328 特許法 【問】 中級 特許の先行技術調査をすることにより,すでに出願公開されている発明と同様の発明について特許出願をやめることにより,無駄な出願費用の発生を防ぐことができる。 【解説】 【○】 特許調査により,先行技術を知ることができ,新規性や進歩性の判断材料とすることにより,出願するか否かを決定する参考とし,特許性が低いならば出願をやめることにより,無駄な出願費用の発生を防ぐことができる。 参考: Q908 (特許の要件) 第二十九条 産業上利用することができる発明をした者は,次に掲げる発明を除き,その発明について特許を受けることができる。 一 特許出願前に日本国内又は外国において公然知られた発明 二 特許出願前に日本国内又は外国において公然実施をされた発明 三 特許出願前に日本国内又は外国において,頒布された刊行物に記載された発明又は電気通信回線を通じて公衆に利用可能となつた発明 2 特許出願前にその発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者が前項各号に掲げる発明に基いて容易に発明をすることができたときは,その発明については,同項の規定にかかわらず,特許を受けることができない。 |
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