No.3408 著作権法 【問】 中級 37_7 著作権が制限される場合は,著作者人格権も制限される。 【解説】 【×】 家庭内の使用等では,著作権者の利益を損なう程度も低いことから,著作権が制限され,自由に利用できるが,利用することができるのは,著作物をそのまま利用する場合であり,改変等,著作者人格権の一つである同一保持権の侵害になる行為は,著作権の侵害となり,著作権は制限されない。 参考: Q1204 (私的使用のための複製) 第三十条 著作権の目的となつている著作物(以下この款において単に「著作物」という。)は,個人的に又は家庭内その他これに準ずる限られた範囲内において使用すること(以下「私的使用」という。)を目的とするときは,次に掲げる場合を除き,その使用する者が複製することができる。 (著作者人格権との関係) 第五十条 この款の規定は,著作者人格権に影響を及ぼすものと解釈してはならない。 ※ この款:第五款 著作権の制限 |
R2.12.20