No.3443 意匠法 【問】 上級 R2_D4 意匠登録を受けようとする者は,ひな形又は見本の別を願書に記載することにより,図面に代えてその意匠をあらわしたいかなるひな形又は見本でも提出することができる。 【解説】 【×】 意匠審査は書面審査であり,審査に対応できるひな形又は見本であることが必要で,無制限の大きなひな形や見本では書面審査に対応できない。 参考 Q2617 (意匠登録出願) 第六条 意匠登録を受けようとする者は,次に掲げる事項を記載した願書に意匠登録を受けようとする意匠を記載した図面を添付して特許庁長官に提出しなければならない。 一 意匠登録出願人の氏名又は名称及び住所又は居所 二 意匠の創作をした者の氏名及び住所又は居所 三 意匠に係る物品又は意匠に係る建築物若しくは画像の用途 2 経済産業省令で定める場合は,前項の図面に代えて,意匠登録を受けようとする意匠を現わした写真,ひな形又は見本を提出することができる。この場合は,写真,ひな形又は見本の別を願書に記載しなければならない。 《意匠法施行規則》 (図面の代用) 第五条 意匠法第六条第二項の規定により同条第一項の図面に代えてひな形又は見本を提出することができる場合は、そのひな形又は見本が次の各号に該当するものである場合とする。 一 こわれにくいもの又は容易に変形し若しくは変質しないもの 二 取扱い又は保存に不便でないもの 三 次項の規定により袋に納めた場合において、その厚さが七ミリメートル以下のもの 四 その大きさが縦二十六センチメートル、横十九センチメートル以下のもの。ただし、薄い布地又は紙地を用いるときは、縦横それぞれ一メートル以下の大きさのものとすることを妨げない。 2 ひな形又は見本を提出するときは、丈夫な袋に納め、様式第八により作成した用紙をその袋にはり付けなければならない。この場合において、前項第四号ただし書の規定によりひな形又は見本を提出するときは、その布地又は紙地を七ミリメートル以下の厚さに折りたたんで袋に納めなければならない。 |
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