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No.3442 商標法
【問】 中級 37_15
  指定商品の効能を普通に用いられる方法で表示する標章のみからなり,その効能があることを表示することについて管轄官庁から承諾を得ている商標は,商標登録が認められる可能性がある商標である。  

【解説】  【×】
  商標は効能を表示するものではなく,商品名を他の商品と識別して表示するものであり,管轄官庁から承諾を得ているか否かにかかわらず,登録要件が審査され規定を満たせば登録が認められる。
 参考: Q832

(商標登録の要件)
第三条  自己の業務に係る商品又は役務について使用をする商標については,次に掲げる商標を除き,商標登録を受けることができる。
三  その商品の産地,販売地,品質,原材料,効能,用途,形状(包装の形状を含む。第二十六条第一項第二号及び第三号において同じ。),生産若しくは使用の方法若しくは時期その他の特徴,数量若しくは価格又はその役務の提供の場所,質,提供の用に供する物,効能,用途,態様,提供の方法若しくは時期その他の特徴,数量若しくは価格を普通に用いられる方法で表示する標章のみからなる商標
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R3.1.5