No.3547 商標法 【問】 R2_T7 防護標章登録に基づく権利の存続期間の更新登録の出願がなされても,当該存続期間は,その満了の時に更新されたものとみなされない場合がある。 【解説】 【○】 防護標章登録の更新手続きにおいても,救済措置が設けられており,正当な理由があれば権利の存続期間の満了後においても出願が可能であり,その場合の権利期間は満了の時ではなく出願のときに更新されたものとみなされる。 参考: Q2719 (防護標章登録に基づく権利の存続期間の更新登録) 第六十五条の三 防護標章登録に基づく権利の存続期間の更新登録の出願をする者は,次に掲げる事項を記載した願書を特許庁長官に提出しなければならない。 一 出願人の氏名又は名称及び住所又は居所 二 防護標章登録の登録番号 三 前二号に掲げるもののほか,経済産業省令で定める事項 2 更新登録の出願は,防護標章登録に基づく権利の存続期間の満了前六月から満了の日までの間にしなければならない。 3 防護標章登録に基づく権利の存続期間の更新登録の出願をする者は,前項の規定により更新登録の出願をすることができる期間内にその出願ができなかつたことについて正当な理由があるときは,経済産業省令で定める期間内に限り,その出願をすることができる。 4 防護標章登録に基づく権利の存続期間の更新登録の出願があつたときは,存続期間は,その満了の時(前項の規定による出願があつたときは,その出願の時)に更新されたものとみなす。ただし,その出願について拒絶をすべき旨の査定若しくは審決が確定し,又は防護標章登録に基づく権利の存続期間を更新した旨の登録があつたときは,この限りでない。 |
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