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No.5140 特許法
【問】  4J5_5
  外国語特許出願の出願人は,国内公表があった後に,国際特許出願に係る発明の内容を記載した書面を提示して警告をしたときは,その警告後特許権の設定の登録前に業としてその発明を実施した者に対し,その発明が特許発明である場合にその実施に対し受けるべき金銭の額に相当する額の補償金の支払を請求することができる。

【解説】  【○】
  外国語特許出願の場合も通常の国内出願と同様に,公開により補償金請求権が発生し,補償金の支払を請求することができる。
 参考:Q4000

(国際公開及び国内公表の効果等)
第百八十四条の十 国際特許出願の出願人は,日本語特許出願については国際公開があつた後に,外国語特許出願については国内公表があつた後に,国際特許出願に係る発明の内容を記載した書面を提示して警告をしたときは,その警告後特許権の設定の登録前に業としてその発明を実施した者に対し,その発明が特許発明である場合にその実施に対し受けるべき金銭の額に相当する額の補償金の支払を請求することができる。当該警告をしない場合においても,日本語特許出願については国際公開がされた国際特許出願に係る発明であることを知つて特許権の設定の登録前に,外国語特許出願については国内公表がされた国際特許出願に係る発明であることを知つて特許権の設定の登録前に,業としてその発明を実施した者に対しては,同様とする。
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R5.5.3