知財検定の試験問題です 
第39回 (2021/7/11実施) 2級学科  【前】 【次】 【ホーム】 
問22
著作
ア〜エを比較して,次の文章の空欄 (1) に入る文章として,最も不適切と考えられるものはどれか。

  日本国内で著作物を利用する場合には,原則として著作権者の許諾が必要である。許諾が必要であるかどうかは以下のような手順に従う。第1に,その著作物が日本の著作権法で保護されているものかどうかを確認する。第2に,著作権が存続期間内のものであるかどうかを確認する。第3に,著作物を自由に利用できる場合であるかどうかを確認する。これらに該当するかどうかを確認してその著作物を自由に利用できない場合には,著作権者を調べ,利用の許諾を得ることが必要である。 (1)
選択肢 ア 著作権法には著作物の登録制度が設けられているが,登録は著作権の発生のための要件ではなく,登録されていない著作物にも著作権が生じ得る。
イ 著作物の利用には,原則として利用の許諾を得ることが必要であるが,必ずしも著作物利用許諾契約書を作成しなくてもよい。
ウ 著作物を自由に利用できる場合については,私的使用のための複製など,著作権法に具体的に列挙されている。
エ 営利を目的とするものではなく,著作権者に報酬を支払うものではなく,かつ,報道,批評,研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行われるものである場合は,公表された著作物を引用して利用することができる。



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R4.6.16