No.2640 条約 【問】 中級 R1_31 パリ条約に規定される優先権の優先期間は,商標については意匠と同じく6カ月である。 【解説】 【○】 優先権主張は,他国へ出願するために翻訳や出願手続に時間を要するため,一定の猶予として優先期間を設けたものであり,商標は翻訳にも格別長期を要することもないことから,特許の12か月よりも短く,意匠と同じ6か月としている。 参考: Q432 パリ条約 優先権 4条A(1) A (1) いずれかの同盟国において正規に特許出願若しくは実用新案,意匠若しくは商標の登録出願をした者又はその承継人は,他の同盟国において出願することに関し,以下に定める期間中優先権を有する。 C (1) A(1)に規定する優先期間は,特許及び実用新案については12箇月,意匠及び商標については6箇月とする。 |
R1.11.16