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No.2746 商標法
【問】 中級 33_9
  商標登録を受けようとする指定商品については,他の類似する商品に補正をする場合であっても,要旨変更であるとしてその補正は認められない。  

【解説】  【○】 
  指定商品を変更することは,指定商品が権利そのものであり,新たな商品に権利が及ぶこととなると,第三者に不測の損害と与えることになりかねず,出願当初に記載のない指定商品への変更は,それが類似の商品であつても権利範囲の本質的な変更であり,要旨変更に該当する。
参考: Q663

(補正の却下)
第十六条の二  願書に記載した指定商品若しくは指定役務又は商標登録を受けようとする商標についてした補正がこれらの要旨を変更するものであるときは,審査官は,決定をもつてその補正を却下しなければならない。 2  前項の規定による却下の決定は,文書をもつて行い,かつ,理由を付さなければならない。    
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R2.1.3