No.2987 意匠法 【問】 上級 24_3 基礎意匠イ及びその関連意匠ロの意匠権者甲は,イの意匠権についての通常実施権を乙に,ロの意匠権についての通常実施権を丙に,それぞれ許諾することができる。 【解説】 【○】 通常実施権は専用実施権と異なり,独占権ではなく,実施することが許諾された権利で権利者から権利侵害を追及されない権利であるから,関連意匠においても複数の者に通常実施権を許諾することができる。 参考 Q2725 (通常実施権) 第二十八条 意匠権者は,その意匠権について他人に通常実施権を許諾することができる。 2 通常実施権者は,この法律の規定により又は設定行為で定めた範囲内において,業としてその登録意匠又はこれに類似する意匠の実施をする権利を有する。 |
R2.5.27