No.3276 特許法 【問】 初級 34_28 通常実施権の契約において,契約の相手方以外には実施権を許諾しない旨の特約を伴う契約をすることはできない。 【解説】 【×】 通常実施権は,専用実施権と異なり独占権ではないから,複数人に対して通常実施権を許諾することができる。その際,特定の相手方以外には実施権を許諾しない旨の特約を設けるか否かは,当事者間の契約の問題であり,自由に契約することができる。 参考: Q286 (通常実施権) 第七十八条 特許権者は,その特許権について他人に通常実施権を許諾することができる。 2 通常実施権者は,この法律の規定により又は設定行為で定めた範囲内において,業としてその特許発明の実施をする権利を有する。 |
R2.10.15