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No.3836 意匠法
【問】 上級 H23_40_1
  ナイフ,フォーク及びスプーンの各物品の柄に統一したモチーフを採用した場合,その柄の部分を部分意匠として図面に表すことにより,組物の意匠として意匠登録を受けることができる。

【解説】  【○】
  複数の物品の特定部分を統一した組物の意匠についても,部品の部分を含む組物の意匠として意匠登録を受けることができる。
  参考 Q24 

(定義等)
第二条 この法律で「意匠」とは,物品(物品の部分を含む。以下同じ。)の形状,模様若しくは色彩若しくはこれらの結合(以下「形状等」という。),建築物(建築物の部分を含む。以下同じ。)の形状等又は画像(機器の操作の用に供されるもの又は機器がその機能を発揮した結果として表示されるものに限り,画像の部分を含む。次条第二項,第三十七条第二項,第三十八条第七号及び第八号,第四十四条の三第二項第六号並びに第五十五条第二項第六号を除き,以下同じ。)であつて,視覚を通じて美感を起こさせるものをいう。
(組物の意匠)
第八条 同時に使用される二以上の物品,建築物又は画像であつて経済産業省令で定めるもの(以下「組物」という。)を構成する物品,建築物又は画像に係る意匠は,組物全体として統一があるときは,一意匠として出願をし,意匠登録を受けることができる。
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R3.8.4