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No.4255 意匠法
【問】  22_25D_1
  図面に代えて意匠登録を受けようとする意匠を現した見本を提出する場合に,当該意匠に係る物品の一部が透明であるときは,その旨を願書に記載しなければならない。

【解説】  【×】
  意匠登録出願は,出願の様式が規定されており,見本を提出する場合は,意匠そのものであることから,物品の一部が透明であることを明記する必要はない。
 因みに「見本」は「実物」で「ひな形」は実物の外形を模した「模型」であるから,ひな形の場合は図面や写真と同様,一部が透明であるときは,その旨を願書に記載しなければならない。
  参考 Q1861 

(意匠登録出願)
第六条  意匠登録を受けようとする者は,次に掲げる事項を記載した願書に意匠登録を受けようとする意匠を記載した図面を添付して特許庁長官に提出しなければならない。
三  意匠に係る物品
2  経済産業省令で定める場合は,前項の図面に代えて,意匠登録を受けようとする意匠を現わした写真,ひな形又は見本を提出することができる。この場合は,写真,ひな形又は見本の別を願書に記載しなければならない。
3  第一項第三号の意匠に係る物品の記載又は願書に添付した図面,写真若しくはひな形によつてはその意匠の属する分野における通常の知識を有する者がその意匠に係る物品の材質又は大きさを理解することができないためその意匠を認識することができないときは,その意匠に係る物品の材質又は大きさを願書に記載しなければならない。
5  第一項又は第二項の規定により提出する図面,写真又はひな形にその意匠の色彩を付するときは,白色又は黒色のうち一色については,彩色を省略することができる。
6  前項の規定により彩色を省略するときは,その旨を願書に記載しなければならない。
7  第一項の規定により提出する図面に意匠を記載し,又は第二項の規定により提出する写真若しくはひな形に意匠を現す場合において,その意匠に係る物品の全部又は一部が透明であるときは,その旨を願書に記載しなければならない。
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R4.2.23