No.4904 商標法 【問】 4T2_3 甲は,指定商品を「雑誌」とする登録商標イの商標権者である。甲は登録商標イを付した雑誌を無償で配布し,当該雑誌に掲載された広告から収入を得ている。甲の当該配布行為は登録商標イの使用に該当する場合がある。 【解説】 【○】 商標の使用には有償無償を問わないから,無償で登録商標が掲載された雑誌を配布することも商標の使用に該当する。 参考:Q3677 (定義等) 第二条 この法律で「商標」とは,人の知覚によつて認識することができるもののうち,文字,図形,記号,立体的形状若しくは色彩又はこれらの結合,音その他政令で定めるもの(以下「標章」という。)であつて,次に掲げるものをいう。 3 この法律で標章について「使用」とは,次に掲げる行為をいう。 八 商品若しくは役務に関する広告,価格表若しくは取引書類に標章を付して展示し,若しくは頒布し,又はこれらを内容とする情報に標章を付して電磁的方法により提供する行為 |
R4.12.31