No.4933 民法 【問】 C43_2G17_2 瑕疵ある意思表示の法的効果に関して,心裡留保による意思表示は,相手方が,意思表示をした者にその気がないことを知ることができた場合,無効である。 【解説】 【○】 瑕疵とは「きず」の意で何らかの欠点,欠陥があることであり,「心裡留保」とは,自分の真意と異なる意味で理解されることを知りながらする意思表示で,原則として表示どおりの効力を生じる。ただし,相手方がその気がないことを知っていた場合は無効となる。 参考:Q776 (心裡留保) 第九十三条 意思表示は,表意者がその真意ではないことを知ってしたときであっても,そのためにその効力を妨げられない。ただし,相手方が表意者の真意を知り,又は知ることができたときは,その意思表示は,無効とする。 |
R5.2.3