| 問２６ 関税 |
ア〜エを比較して，関税法における知的財産侵害物品に関して，最も適切と考えられるものはどれか。
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| 選択肢 | ア 特許権を侵害する物品は輸入してはならない貨物であるが，著作権を侵害する物品は輸入してはならない貨物に該当しない。 |
| イ 著作権を侵害する物品は輸入してはならない貨物であるが，著作隣接権を侵害する物品は輸入してはならない貨物に該当しない。 | |
| ウ 意匠権を侵害する物品，商標権を侵害する物品は，いずれも輸入してはならない貨物に該当しない。 | |
| エ 特許権を侵害する物品，著作権を侵害する物品は，いずれも輸入してはならない貨物に該当する。 | |
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正解 エ ア：【×】著作権は侵害 ⇒Ｑ2678 イ：【×】著作隣接権は侵害 ⇒Ｑ1361 ウ：【×】意匠権も商標権も侵害 ⇒Ｑ1358 エ：【○】特許権も著作権も侵害 ⇒Ｑ2676 【解説】 日本の法律で保護対象とされている知的財産権に違反する貨物を持ち込むことは，権利侵害となるものであるから，特許権，意匠権，商標権，著作権，著作隣接権など権利侵害となる物品を無断で輸入することは，権利侵害となり，輸入してはならない貨物の対象である。
《関税法》
（輸入してはならない貨物） 第六十九条の十一 次に掲げる貨物は，輸入してはならない。 九 特許権，実用新案権，意匠権，商標権，著作権，著作隣接権，回路配置利用権又は育成者権を侵害する物品 |