知財検定  第40回(2021/11/7実施)2級実技 
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問27
種苗
新しい品種Aについて品種登録を受けたX社は,第三者による品種Aの無許諾利用行為について育成者権の効力が及ぶか否かを検討している。ア〜エを比較して,最も適切と考えられるものはどれか。
選択肢 ア X社が販売している品種Aの種苗を小売店から購入したY社が,その購入した種苗を用いて種苗を増殖する行為には,育成者権の効力が及ばない。
イ X社が販売している品種Aの種苗を卸売業者から購入したZ社が,その購入した種苗を農家に販売する行為には,育成者権の効力が及ぶ。
ウ 品種Aの種苗を入手したU社が,品種Aと異なる新品種の育成の研究に利用するため,品種Aの種苗を増殖する行為には,育成者権の効力が及ぶ。
エ X社が販売している品種Aの種苗を小売店から購入した農業者が,その購入した種苗を用いて品種Aを栽培し,その品種Aの収穫物の一部について次期作の種苗として用いる行為には,育成者権の効力が及ばない場合がある。



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R4.3.8/6.8/8.1