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No.4842 特許法
【問】  4P15_2
  甲は,外国語書面出願Aをし,その出願の日から1月後,外国語書面の翻訳文を提出したが,外国語書面に記載されていない発明イがその翻訳文に記載されていた。この場合,甲は,当該翻訳文に記載された発明イに基づいて国内優先権の主張をすることができる場合がある。

【解説】  【×】
  先の出願が外国語書面出願である場合には,外国語書面に記載された発明に基づいて国内優先権を主張できるので,記載のない発明イに基づいて国内優先権を主張することはできない。
 参考:Q3277

(特許出願等に基づく優先権主張)
第四十一条 特許を受けようとする者は,次に掲げる場合を除き,その特許出願に係る発明について,その者が特許又は実用新案登録を受ける権利を有する特許出願又は実用新案登録出願であつて先にされたもの(以下「先の出願」という。)の願書に最初に添付した明細書,特許請求の範囲若しくは実用新案登録請求の範囲又は図面(先の出願が外国語書面出願である場合にあつては,外国語書面)に記載された発明に基づいて優先権を主張することができる。ただし,先の出願について仮専用実施権を有する者があるときは,その特許出願の際に,その承諾を得ている場合に限る。
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R4.11.30