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No.5206 著作権法
【問】  4C5_4
  ある彫刻の原作品を購入した所有者が,それに手を加えて改変した場合,それによって当該彫刻の評価が高まったとしても,当該彫刻の著作者が有する同一性保持権を侵害する。

【解説】  【○】
  著作物とは,著作者の思想又は感情を表現したものであり,彫刻を改変することにより著作物の社会的評価が高まっても,著作者の意に反する改変となれば,同一性保持権の侵害を構成する。
参考:Q4372

(同一性保持権)
第二十条 著作者は,その著作物及びその題号の同一性を保持する権利を有し,その意に反してこれらの変更,切除その他の改変を受けないものとする。
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R5.6.7