| 問１４ 著作 |
ア〜ウを比較して，著作物に関して，最も適切と考えられるものはどれか。 |
| 選択肢 | ア 著作物は，創作性がなければならないため，表現に選択の幅があるほど著作物となる可能性が高い。 |
| イ 著作物は，文芸，学術，美術又は音楽の範囲に属するものでなければならないため，創作性があっても図面は著作物として保護されない。 | |
| ウ アイデア自体は，著作物として保護される。 | |
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正解 ア （リンクは別ウインドウ：表示されるタブを移動しておくと便利です） ア：【○】創作的に表現したものが著作物 ⇒Q1653 イ：【×】著作物は例示に限らない ⇒Q828 ウ：【×】アイデアを表現したものが著作物 ⇒Q3244 【解説】 ア： 著作物として保護されるためには，著作物の定義として規定されていることに該当することが必要で，その著作物が創作的か否かが問題となり，交通標語など選択される用語の数が限定され，だれもが簡単に創作できるものは，著作物として保護されない。 イ： 思想又は感情を創作的に表現したものであることの著作物の定義に該当すれば，図面も，一般的に保護対象である。 ウ：アイデアの段階では，「思想又は感情を創作的に表現したもの」とは言えず，著作物として保護されない。
《著作権法》
（定義） 第二条 この法律において，次の各号に掲げる用語の意義は，当該各号に定めるところによる。 一 著作物 思想又は感情を創作的に表現したものであつて，文芸，学術，美術又は音楽の範囲に属するものをいう。 （著作物の例示） 第十条 この法律にいう著作物を例示すると，おおむね次のとおりである。 六 地図又は学術的な性質を有する図面，図表，模型その他の図形の著作物 |