No | 問 | 解説 | 回Q |
---|---|---|---|
0001 | 40_問1 商標:ア〜エを比較して,登録異議の申立て又は商標登録無効審判に関して,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 商標登録が商標法第4条第1項第11号(先願先登録)の規定に違反してされたとき,利害関係人のみが,商標登録無効審判を請求できる。 イ 商標登録が商標法第3条第1項第2号(慣用商標)の規定に違反してされたとき,当該商標権の設定登録の日から3年を経過した場合には,商標登録無効審判を請求することができない。 ウ 商標掲載公報の発行の日から3カ月以内に限り,何人も,登録異議の申立てをすることができる。 エ 登録異議の申立てを行い,登録維持の決定がされた後は,同一の商標登録に対して,商標登録無効審判を請求することができない。 |
040228 | 4001 |
0002 | 40_問2 特許:ア〜エを比較して,特許法における補償金請求権に関する次の文章の空欄(1) 〜 (3) に入る語句の組合せとして,最も適切と考えられるものはどれか。 特許出願人は,(1)から特許権の設定登録がされるまでの期間に,特許出願に係る発明について,(2) した者に対して,(3)に相当する補償金の支払を請求することができる。この補償金の支払の請求は,特許権の設定登録後に行うことができる。 選択肢: ア 1 =特許出願 2 =侵害 3 =侵害による損害額 イ 1 =特許出願 2 =侵害 3 =実施に対して受けるべき金銭の額 ウ 1 =出願公開 2 =業として実施 3 =実施に対して受けるべき金銭の額 エ 1 =出願公開 2 =業として実施 3 =侵害による損害額 |
040301 | 4002 |
0003 | 40_問3 独禁:ア〜エを比較して,独占禁止法に関して,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア パテントプールに参加する特許権者に対して,パテントプールを通す以外の方法でライセンスすることを認めないとしても,独占禁止法上問題となることはない。 イ 独占禁止法における私的独占とは,複数の同業者が競争を避けて利益を確保することを目的として,価格や販売数量などを共同で取り決め,協定を結ぶことをいう。 ウ 独占禁止法は,公正取引委員会によって所管されている。 エ 特許権は,法律で認められた権利であるから,特許権者がどのように特許権を行使したとしても,当該特許権の行使が独占禁止法に違反することはない。 |
040302 | 4003 |
0004 | 40_問4 著作:ア〜エを比較して,著作権等の侵害に関して,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 違法にアップロードされた著作物のうち,音楽又は映像を私的使用目的でダウンロードする行為は違法であるが,漫画,書籍,論文,コンピュータプログラムをダウンロードする行為は違法ではない。 イ いわゆるリーチサイトの運営行為やリーチアプリの提供行為について,刑事罰が科されることがある。 ウ 著作隣接権を侵害した者に対して刑事罰が科せられることはない。 エ 著作権法上の罪はすべて親告罪である。 |
040303 | 4004 |
0005 | 40_問5 知財:ア〜エを比較して,IPランドスケープに関して,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア IPランドスケープとは,自社製品が他社特許に抵触しないようにするための調査業務のことである。 イ IPランドスケープにおいて,株式情報やマーケット情報等の非特許情報は不要である。 ウ IPランドスケープは,研究開発戦略策定のためだけに必要となるものである。 エ IPランドスケープとは,知的財産に関する情報を活用して事業の見通しを示す業務のことである。 |
040304 | 4005 |
0006 | 40_問6 不競:ア〜エを比較して,ある情報が不正競争防止法における営業秘密として認められるための要件となり得るものとして,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア その情報が事業活動に有用な技術上又は営業上の情報であること イ その情報が文書化されていること ウ その情報が取引の対象となること エ その情報が実施されていないこと |
040305 | 4006 |
0007 | 40_問7 著作:ア〜エを比較して,著作権と著作隣接権の存続期間に関して,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 無名で公表された著作物の著作権の存続期間は,その著作物の公表後70年を経過するまでである。 イ レコードに関する著作隣接権の存続期間は,そのレコードが販売された時に始まる。 ウ 実演家に関する著作隣接権の存続期間は,実演家の死後70年を経過するまでである。 エ 第二次世界大戦中において非連合国の国民が非連合国で取得した著作権の存続期間は,わが国では,戦時加算により約10年の延長が加えられる。 |
040306 | 4007 |
0008 | 40_問8 特許:ア〜エを比較して,特許法における先願主義に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 同一の物品に係る創作物について同日に特許出願及び意匠登録出願があった場合において,特許庁長官は,相当の期間を指定して,協議をしてその結果を届け出るべき旨を特許出願人及び意匠登録出願人に命じることはない。実用とは3項 イ 同一の発明について異なった日に二以上の特許出願があったときは,最先の特許出願人のみがその発明について特許を受けることができる。1項 ウ 同一の発明について同日に二以上の特許出願があったときは,特許出願人の協議により定めた一の特許出願人のみがその発明について特許を受けることができる。協議が成立せず,又は協議をすることができないときは,いずれも,その発明について特許を受けることができる。2項 エ 特許出願に係る発明と実用新案登録出願に係る考案とが同一である場合において,その特許出願及び実用新案登録出願が異なった日にされたものであるときは,特許出願人は,実用新案登録出願人より先に出願をした場合にのみ,その発明について特許を受けることができる。 |
040307 | 4008 |
0009 | 40_問9 弁理:ア〜エを比較して,弁理士法において,特許庁における手続のうち,弁理士が他人の求めに応じ報酬を得て行う独占的な代理業務とされているものとして,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 国際出願の手続 イ 特許原簿への登録の申請手続 ウ 実用新案登録出願の手続 エ 商標登録出願の手続 |
040308 | 4009 |
0010 | 40_問10 特許:ア〜エを比較して,特許法に規定する判定に関して,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 判定は,審判官ではなく審査官により行われる。 イ 特許発明の技術的範囲について,特許庁に対し,判定を求めることができる。 ウ 判定の決定について,経済産業大臣に対して不服申立てをすることができる。 エ 裁判所は,判定の決定に従わなければならない。 |
040309 | 4010 |
0011 | 40_問11 著作:ア〜エを比較して,著作権等に関して,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 映画の著作物の著作者が,映画製作者に対し当該映画の製作に参加することを約束しているときは,当該映画の著作物の著作権は当該映画製作者に帰属する。 イ 共同著作物とは,2人以上の者が共同で創作した著作物であって,その各人の寄与を分離して個別的に利用することができるもののことである。 ウ 実演家が映画の著作物に一旦,実演を録音,録画することを許諾した場合であっても,その後の当該実演の録音,録画に対する権利行使は制限されない。 エ 無方式主義とは,いかなる方法であっても著作物を固定すれば著作権を認める考え方のことである。 |
040310 | 4011 |
0012 | 40_問12 商標:ア〜エを比較して,商標が有する機能として,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 他人の商品やサービスと区別する機能 Q1894 イ 商品やサービスを広告宣伝する機能 Q1892 ウ 商品やサービスの出所を表示する機能 Q1888 エ 商品やサービスの価格を保証する機能 |
040311 | 4012 |
0013 | 40_問13 著作:ア〜エを比較して,二次的著作物に関する次の文章の空欄(1) 〜 (3)に入る語句の組合せとして,最も適切と考えられるものはどれか。 二次的著作物とは,著作物を翻訳し,編曲し,若しくは変形し,又は脚色し,映画化し,その他(1)することにより創作した(2)物をいい,二次的著作物の利用に関しては,二次的著作物の著作者の他,原著作物の著作者も同一の(3)の権利を有する。 選択肢: ア 1 =翻案 2 =著作 3 =種類 イ 1 =依拠 2 =著作 3 =保護範囲 ウ 1 =依拠 2 =創作 3 =種類 エ 1 =翻案 2 =複製 3 =保護範囲 |
040312 | 4013 |
0014 | 40_問14 知財:ア〜エを比較して,知的財産の調査に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 国際特許分類(IPC)とは,国際的に統一された特許分類である。Q1443 イ Dタームは,日本意匠分類を形態等の特徴で更に細分化したものである。Q1445 ウ FI(ファイル・インデックス)とは,国際特許分類(IPC)を更に細分化した国際的に統一された特許分類である。Q1444 エ 商標に係る商品の類否は,生産部門,販売部門や需要者の範囲の一致等に基づいて総合的に判断される。Q2671 |
040313 | 4014 |
0015 | 40_問15 種苗:ア〜エを比較して,特許制度と品種登録制度に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 品種登録の要件の1つとして,特許要件と同様に,進歩性を有することが必要とされる。Q662 イ 特許制度は,発明という技術的思想の創作を保護対象とするのに対し,品種登録制度は,植物の新品種という植物体の集合を保護対象とする点で相違する。Q590 ウ 特許権の存続期間の終期は,出願の日から起算するのに対し,育成者権の存続期間の終期は,登録の日から起算する点で相違する。Q630 エ 特許制度と品種登録制度とは,試験又は研究を目的とした実施又は利用に対しては排他的な権利が及ばない点で共通する。Q1356 |
040314 | 4015 |
0016 | 40_問16 著作:ア〜エを比較して,著作物に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 著作物ではない素材のみで創作されたものであっても,編集著作物として著作権法の保護の対象となる場合がある。Q2204 イ 日本国民の著作物であっても,著作権に関するベルヌ条約未加盟国において最初に発行された著作物は,日本の著作権法の保護対象とはならない。Q3072 ウ データベースでその情報の選択又は体系的な構成によって創作性を有するものは,データベースの著作物として保護される。Q625 エ 映画館において有料で上映されている映画の影像を録画し又は音声を録音する行為は,その目的が私的使用であったとしても,刑事罰を科される場合がある。Q2206 |
040315 | 4016 |
0017 | 40_問17 意匠:ア〜エを比較して,意匠登録出願に関して,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 意匠は図面によって具体的に特定されるので,拒絶理由通知に対して手続補正書を提出して図面を修正しても,意見書によりその修正について説明をすれば,要旨を変更するものであるとしてその補正が却下されることはない。 イ 1つの物品に対して,部分意匠と全体意匠の2つの意匠登録を受けるためには,同一の出願人が同日に,両意匠について意匠登録出願をしなければならない。 ウ 意匠登録出願は,意匠登録出願の日から1年6カ月を経過したときに出願公開がされる。Q1690 エ 意匠に係る物品の形状がその物品の有する機能に基づいて変化する場合において,その変化の前後にわたるその物品の形状について,意匠登録を受けることができる。 |
040316 | 4017 |
0018 | 40_問18 商標:ア〜エを比較して,商標権を取得するメリットに関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 商標が使用され,顧客吸引力が発揮されることにより企業や商品等の価値を向上させることができる。Q28 イ 登録商標に係る指定商品及び指定役務のみならず,これらに類似する商品や役務についても,専用使用権を設定することができる。Q2659 ウ 商標権の譲渡やライセンスにより,営業外収益を確保することができる。Q2836 エ 先に商標登録した場合,登録商標に係る指定商品及び指定役務だけでなく,これらに類似する商品や役務について,その後の他人の商標権の取得を防止することができる。 |
040317 | 4018 |
0019 | 40_問19 著作:ア〜エを比較して,著作者人格権に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 建築物の増築,改築,修繕又は模様替えによる改変については,同一性保持権の侵害とはならない。Q3338 イ 著作者の死亡後においても,その著作者が生存しているとしたならば,その著作者人格権の侵害となるべき行為をしてはならない。Q22 ウ 氏名表示権は,著作物の原作品の公衆への提供又は提示の際に,著作者の氏名を表示するか否か, 表示する場合にはその名義を決定できる権利である。Q2246 エ 著作者は,自らが一旦公表した著作物に対しても,公表権を行使することができる。Q2244 |
040318 | 4019 |
0020 | 40_問20 知財:ア〜エを比較して,知的財産権の侵害に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 実用新案権者は,実用新案技術評価書を提示して警告した後でなければ,権利行使をすることができない。 イ 特許権の全範囲に専用実施権を設定した場合でも,特許権者は侵害者に対して差止請求をすることができる。 ウ 関連意匠に係る意匠権者は,当該関連意匠の侵害者に対して権利行使をすることができる。 エ 商標権を侵害する旨の警告を受けた者は,当該警告を受けた日から起算して3カ月以内に限り,不使用取消審判の請求をすることができる。 |
040319 | 4020 |
0021 | 40_問21 特許:ア〜エを比較して,日本語でした特許出願に係る特許請求の範囲,明細書の補正に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 最後の拒絶理由の通知がされた際には,特許請求の範囲については請求項の削除等,特定の目的の補正しかすることができない。Q1435 イ 補正が認められると,補正をした内容は手続補正書を提出した時から効力を生じる。Q691 ウ 最後の拒絶理由の通知がされた後でも,特許請求の範囲以外の書類について補正をすることができる。Q1432 エ 願書に最初に添付した明細書,特許請求の範囲又は図面に記載されていない事項を追加する補正をした特許出願が特許されている場合には,そのことを理由として特許無効審判の請求をすることができる。Q1841 |
040320 | 4021 |
0022 | 40_問22 商標:ア〜エを比較して,商標権の存続期間の更新登録に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 商標権についての通常使用権が登録されている場合であっても,当該通常使用権者は,その商標権の存続期間の更新登録の申請をすることはできない。Q2104 イ 商標権の存続期間の更新登録の申請は,商標権の存続期間の満了前6カ月から満了の日までの間にしなければならない。Q2106 ウ 自己の責めに帰すべき事由によって商標権の存続期間の更新登録の申請ができる期間が経過した場合であっても,存続期間の満了後の6カ月以内であれば,倍額の登録料を納付して更新登録の申請をすることができる。Q2102 エ 商標権の存続期間の更新登録の申請の際に,商標権者又は使用権者が指定商品について登録商標を使用していない場合には,更新登録を受けることができない。Q2100 |
040321 | 4022 |
0023 | 40_問23 著作:ア〜エを比較して,著作権等に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 著作権者は,同一の利用方法について,複数の者に対して著作物の利用を許諾することができる。Q665 イ 共同著作物の著作者は,そのうちからその著作者人格権を代表して行使する者を定めることができる。Q23 ウ 著作隣接権は,その全部又は一部を譲渡することができる。Q1174 エ 著作者人格権は譲渡することができないが,実演家人格権を譲渡することはできる。Q3140 |
040322 | 4023 |
0024 | 40_問24 特許:ア〜エを比較して,職務発明に関して,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 従業者が雇用契約によりその職務発明について使用者に特許を受ける権利を取得させた場合,従業者は相当の金銭その他の経済上の利益を受ける権利を有する。Q2630 イ 職務発明とは,従業者がした発明であって,その性質上使用者の業務範囲に属し,かつ,その発明をするに至った行為がその使用者における従業者の現在の職務にのみ属する発明をいう。Q2624 ウ 法人の取締役がなした発明が職務発明に該当することはない。Q3390 エ 従業者がその職務発明について特許を受けた場合,雇用契約において予めその使用者に通常実施権を許諾する定めがなければ,使用者は通常実施権を取得できない。Q2626 |
040323 | 4024 |
0025 | 40_問25 特許:ア〜エを比較して,特許権に対して先使用権が認められるための要件になり得るものとして,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 発明を公表していることQ2690 イ 特許庁長官により先使用権を設定すべき旨の裁定がされていることQ2688 ウ 特許出願の際に発明の実施である事業又は事業の準備をしていることQ2686 エ 外国で発明を実施していることQ2684 |
040324 | 4025 |
0026 | 40_問26 関税:ア〜エを比較して,関税法における知的財産侵害物品に関して,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 特許権を侵害する物品は輸入してはならない貨物であるが,著作権を侵害する物品は輸入してはならない貨物に該当しない。Q2678 イ 著作権を侵害する物品は輸入してはならない貨物であるが,著作隣接権を侵害する物品は輸入してはならない貨物に該当しない。Q1361 ウ 意匠権を侵害する物品,商標権を侵害する物品は,いずれも輸入してはならない貨物に該当しない。Q1230,1358 エ 特許権を侵害する物品,著作権を侵害する物品は,いずれも輸入してはならない貨物に該当する。Q2676 |
040325 | 4026 |
0027 | 40_問27 実用:ア〜エを比較して,実用新案法の保護対象に関する次の文章の空欄(1) 〜 (5)に入る語句の組合せとして,最も適切と考えられるものはどれか。 実用新案法では,保護対象を「(1) の (2),構造,又は(3)に係る考案」に限定しており,(4)の考案は保護対象とならない。実用新案法では,早期に権利を付与することに重点が置かれており,(5)審査をせずに迅速に権利を付与している。 選択肢: ア 1 =物体 2 =外観 3 =結合 4 =製法 5 =方式 イ 1 =物体 2 =形状 3 =組合せ 4 =製法 5 =実体Q1423 ウ 1 =物品 2 =外観 3 =結合 4 =方法 5 =方式 エ 1 =物品 2 =形状 3 =組合せ 4 =方法 5 =実体 |
040326 | 4027 |
0028 | 40_問28 著作:ア〜エを比較して,著作権の享有に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 未発行の写真の著作物の著作権者は,その著作物について展示権を有する。Q2270 イ 音楽の著作物の著作権者は,その著作物について貸与権を有する。Q2266 ウ プログラムの著作物の著作権者は,その著作物について頒布権を有する。Q2268 エ 言語の著作物の著作権者は,その著作物について口述権を有する。Q2264 |
040327 | 4028 |
0029 | 40_問29 特許:ア〜エを比較して,特許権の行使に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 特許権者は,特許権に基づく差止めを請求する際に,侵害の行為を組成した物の廃棄を請求することはできない。Q2973 イ 特許発明の構成要件の一部のみを実施する行為であっても,特許発明に係る物の生産にのみ用いる物を譲渡する場合には,特許権者はその譲渡を差し止めることができる。Q696 ウ 特許権者以外の者が製造販売したその特許権を侵害する製品について,当該製品を購入した他人が当該製品を業として使用する場合,特許権者はその使用を差し止めることができる。Q2820 エ 後願の特許権に係る特許発明が,先願の特許権に係る特許発明を利用するものである場合において,先願の特許権者は,後願の特許権者の実施行為を差し止めることができる。Q2822 |
040328 | 4029 |
0030 | 40_問30 民法:ア〜エを比較して,契約における意思表示に関して,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 詐欺とは,欺いて他人を錯誤に陥らせ,それにより意思表示をさせることである。Q2620 イ 虚偽表示とは,表意者が気づかぬまま,内心の意思とは異なる表示行為で意思表示をすることである。Q2618 心裡留保 ウ 強迫とは,真意でないことを知りながら意思表示をさせることである。Q2622 詐欺 エ 心裡留保とは,相手方と通じて真意ではない意思表示をすることである。Q2616虚偽表示 虚偽表示(きょぎひょうじ)とは、意思表示を行う者(表意者)が相手方と通じて(通謀)なした虚偽の意思表示のことで,表意者の内心で欲する意思(内心的効果意思)と異なる意思を表示(虚偽の意思表示)することをいう。 |
040329 | 4030 |
0031 | 40_問31 特許:ア〜エを比較して,特許権の侵害となる第三者の行為として,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 特許発明に係る製品を使用する行為Q2848 イ 特許発明に係る製品を試験又は研究のために生産する行為Q2642 ウ 特許発明に係る製品を輸出する行為Q2648 エ 特許発明に係る製品について譲渡の申出をする行為Q2646 |
040330 | 4031 |
0032 | 40_問32 商標:ア〜エを比較して,商標又は商品・役務の類否に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 商標の類否は,外観,称呼,観念の各要素に基づいて総合的に判断される。Q154 イ 商品・役務の類否は,同一・類似の商標を使用した場合に,出所の混同が生じるかどうかに基づいて判断される。Q154 ウ 類似群は,互いに類似関係にある商品等を1つのグループとしてまとめたもので,同じ類似群の商品・役務は原則として互いに類似するものと推定される。Q1926 エ 商標の類否は,当業者を基準に判断される。Q1924 |
040331 | 4032 |
0033 | 40_問33 著作:ア〜エを比較して,著作物に関して,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 写真の著作物には,写真の製作方法に類似する方法を用いて表現される著作物が含まれる。Q1523 イ ベルヌ条約加盟国の著作物は,管轄機関である世界知的所有権機関(WIPO)に登録しなければ,わが国で保護されない。Q2124 ウ 地図は,客観的なデータを単に視覚化したものなので,著作物として保護されることはない。Q2126 エ 映画の効果に類似する視覚的又は視聴覚的効果を生じさせる方法で表現されていれば,物に固定されていない著作物であっても,映画の著作物として保護される。Q1522 |
040401 | 4033 |
0034 | 40_問34 条約:ア〜エを比較して,特許協力条約(PCT)に基づく国際出願についての国際調査に関する次の文章の空欄 (1) 〜 (4) に入る語句の組合せとして,最も適切と考えられるものはどれか。 国際調査の対象は, (1) 国際出願である。国際調査は,各国における通常の実体審査とは異なり, (2) を目的とする。国際調査報告は,(3)。なお,わが国の場合は,上記の国際調査報告とともに,発明の特許性に関する審査官の見解である (4)も作成される。 選択肢: ア 1 =国際調査の請求がなされた 2 =特許性があるか否かを審査すること 3 =国際出願の優先日から18カ月を経過した後に速やかに国際公開される 4 =国際予備審査見解書 イ 1 =すべてのQ1752 2 =関連のある先行技術を発見すること Q778 3 =国際出願の優先日から18カ月を経過した後に速やかに国際公開されるQ1752 4 =国際調査見解書Q615 ウ 1 =国際調査の請求がなされた 2 =関連のある先行技術を発見すること 3 =出願人に送付され,国際公開されない 4 =国際予備審査見解書 エ 1 =すべての 2 =特許性があるか否かを審査すること 3 =指定官庁に送付され,国際公開されない 4 =国際調査見解書 |
040402 | 4034 |
0035 | 40_問35 特許:ア〜エを比較して,特許出願日の認定に関して,特許出願について補完をすることができる旨の通知がされる場合として,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 特許を受けようとする旨の表示が明確でないと認められる場合Q3279 イ 特許出願人の氏名又は名称の記載がない場合Q2906 ウ 明細書が添付されておらず,先の特許出願を参照すべき旨の主張もない場合Q322 エ 特許出願の手数料が納付されていない場合 |
040403 | 4035 |
0036 | 40_問36 民法:ア〜エを比較して,契約に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 売買契約上の支払義務について同時履行の抗弁権を行使できる場合には,履行期を過ぎても代金に関して遅延損害金の支払義務は発生しない。Q532 イ 契約において損害賠償責任について明示していない場合,契約の相手方に対して,債務不履行に基づく損害賠償を請求することができる。Q1274 ウ 相手方が契約内容を履行しない場合に契約を解除したときは,解除の効力は契約のときに遡って発生し,契約上の債権,債務は遡及的に消滅する。Q1183 エ 売買契約において,目的物が契約の内容に適合しなかった場合に,売主側は法律上の責任を負わないとする特約を結ぶことはできない。Q1077 |
040404 | 4036 |
0037 | 40_問37 著作:ア〜エを比較して,著作権に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 著作権を侵害して作成された物を,その事実を知りながら頒布目的で所持することは著作権侵害とみなされる。Q700 イ プログラムの著作物の複製物の所有者は,バックアップのために当該プログラムのコピーをとることができる場合がある。Q2164 ウ 著作権者から正規に譲渡された著作物の複製物に対しても,その著作物の著作権者は譲渡権を行使することができる。Q668 エ 聴衆又は観衆から料金を受けない場合は,放送される著作物を著作権者の許諾を得ずに有線放送することができる場合がある。Q760 |
040405 | 4037 |
0038 | 40_問38 意匠:ア〜エを比較して,意匠登録出願に関して,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 秘密意匠の請求は,意匠登録出願と同時にする場合に限られる。Q2080 イ 拒絶査定を受けた場合,拒絶査定の謄本送達日から6カ月以内に拒絶査定不服審判を請求することができる。Q2082 ウ 新規性のない意匠は登録を受けられないが,自己の行為に起因して意匠が公知となった場合に,意匠登録を受けることができる場合がある。Q2078 エ 法人の従業者が職務として意匠を創作した場合は,意匠登録を受ける権利は法人に発生し,創作者は法人となる。Q2076 |
040406 | 4038 |
0039 | 40_問39 商標:ア〜エを比較して,商標登録出願に関して,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 他人の著名な芸名を含む商標については,商標登録を受けることができる場合はない。Q1385 イ 出願に係る商標の指定商品の区分を変更する補正は,正しい区分へ是正する補正であっても,要旨変更に該当し認められない。Q2032 ウ 出願に係る商標が,簡単な図形など,極めて簡単で,かつ,ありふれた標章のみからなる商標である場合,識別力がない商標として登録を受けることができない。Q2034 エ 1つの出願に複数の商標が含まれている場合,商標登録出願を商標毎に分割することができる。Q2036 |
040407 | 4039 |
0040 | 40_問40 条約:ア〜エを比較して,パリ条約による優先権に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 日本に特許出願した後に外国に特許出願する場合には,パリ条約による優先権を主張しなければならない。Q2750 イ 一の外国出願について,パリ条約による優先権を主張する場合,日本にされた複数の特許出願を優先権の主張の基礎出願とすることができる。Q2752 ウ 日本にした特許出願に基づいて,ある国にパリ条約による優先権の主張をして特許出願した後,他の国にもパリ条約による優先権の主張をして特許出願をすることができる。Q2754 エ 日本にした最初の特許出願に基づいて,その出願日から12カ月以内である場合に限り,日本以外の外国に特許出願をする際にパリ条約による優先権の主張をすることができる。Q2748 |
040408 | 4040 |
0041 | 41_問1 特許:ア〜エを比較して,特許出願後の手続に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 拒絶理由が通知された場合にする特許請求の範囲の補正では,その補正の前後の発明が発明の単一性の要件を満たしている必要はない。 イ 最後の拒絶理由通知がされた場合であっても,拒絶理由通知に係る拒絶の理由に示す事項についてであれば,明りょうでない記載を明りょうな記載に補正をすることができる。 ウ 特許異議の申立てを受けた特許権者は,取消決定の前に特許請求の範囲を訂正する機会が与えられる。 エ 補正が認められると,補正をした内容は出願時に遡って効果が生じる。 |
040513 | 4101 |
0042 | 41_問2 特許:ア〜エを比較して,特許無効審判の請求に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 複数の者は共同で,特許無効審判を請求することができる。 イ 利害関係を有する者は,特許無効審判に請求人として,その審判に参加することができる。 ウ 利害関係を有しない法人や自然人であっても,新規性を理由とする特許無効審判を請求することができる。 エ 特許無効審判により,無効審決が確定すると,原則として,特許権は初めから存在しなかったものとみなされる。 |
040514 | 4102 |
0043 | 41_問3 意匠:ア〜エを比較して,特許法には規定されているが,意匠法には規定されていない制度,権利として,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 専用実施権 イ 無効審判 ウ 先使用権 エ 出願公開 |
040515 | 4103 |
0044 | 41_問35 特許:ア〜エを比較して,商標法の不使用取消審判に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 不使用取消審判は,指定商品が複数ある場合は,指定商品毎に請求することができる。 イ 不使用取消審判の審理では,通常使用権者が登録商標を指定商品に使用していれば,商標権者が登録商標を使用していなくても,その登録は取り消されない。 ウ 不使用取消審判の審理では,請求の対象となっている指定商品と類似する商品について商標権者が登録商標の使用をしている場合には,取消しを免れる。 エ 不使用取消審判の審理では,商標権者が,登録商標と社会通念上同一と認められる商標を指定商品に使用していれば,取消しを免れる。 |
040516 | 4104 |
0045 | 41_問35 特許:ア〜エを比較して,職務発明に関して,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 職務発明についての相当の利益は,その会社を退職した後は請求することができない。 イ 職務発明に係る特許を受ける権利を会社に譲渡した従業者は,会社から相当の金銭その他の経済上の利益を受ける権利を得られる。 ウ 職務発明に係る特許を受ける権利をあらかじめすべて会社に承継させることを約束する契約は無効である。 エ 職務発明に該当するか否かを判断するための企業の業務範囲は,定款に記載されている業務に限られる。 |
040517 | 4105 |
0046 | 41_問35 特許:ア〜エを比較して,パリ条約に関して,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア パリ条約の同盟国の国民が工業所有権を享有するためには,保護が請求される国に住所又は営業所を有することが条件とされる。 イ パリ条約に規定される優先権の優先期間は,商標については意匠と同じく6カ月である。 ウ 他の同盟国にした複数の特許出願に基づいて優先権を主張して特許出願をすることはできない。 エ パリ条約の同盟国の国民が各同盟国においてした特許出願は,他の同盟国において同一の発明について取得した特許に従属する。 |
040518 | 4106 |
0047 | 41_問35 特許:ア〜エを比較して,商標権に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 他人から商標権の侵害であると警告を受けたときは,商標登録原簿を確認して,警告してきた相手が真の商標権者であるか,商標権が存続しているかを確認するべきである。 イ 商標権の侵害に関する警告をする場合には,相手方から商標登録について登録異議の申立てや無効審判を請求される可能性があることを考慮すべきである。 ウ 自己の氏名を普通に用いられる方法で表示する場合,商標権の侵害となる場合はない。 エ 商標権者は,周知商標の先使用者に対して混同を防止するために適当な表示を付して使用することを請求することができる場合がある。 |
040519 | 4107 |
0048 | 41_問35 特許:ア〜エを比較して,営業秘密の要件に関する次の文章の空欄 (1) 〜 (3) に入る語句の組合せとして,最も適切と考えられるものはどれか。 営業秘密とは,(1)生産方法,販売方法その他の(2)であって,(3)ものをいう。 選択肢: ア 1 =秘密として管理されている 2 =事業活動に有用な技術上又は営業上の情報 3 =公然と知られていない イ 1 =秘密として管理されている 2 =事業活動上の情報 3 =技術活動又は営業活動に必要な ウ 1 =経済的価値のある 2 =事業活動上の情報 3 =公然と知られていない エ 1 =経済的価値のある 2 =事業活動に必要な技術上又は営業上の情報 3 =秘密として管理されている |
040520 | 4108 |
0049 | 41_問9 特許:ア〜エを比較して,特許料に関して,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 第4年目以降の特許料は,納付期限を経過しても,期限経過後1年以内であれば,特許料を倍額支払うことにより追納できる。 イ 設定登録時に納付する特許料は,分割納付することができる。 ウ 特許権を維持するためには,第4年目以降の特許料を前年以前に納付しなければならない。 エ 第4年目以降の特許料は,複数年分をまとめて納付することはできない。 |
040521 | 4109 |
0050 | 41_問10 著作:ア〜エを比較して,著作者に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 著作者とは,著作物を創作する者であり,自然人だけでなく法人も著作者になり得る。 イ 著作者であっても,著作権を有さない場合がある。 ウ 著作物の原作品に,実名が著作者名として通常の方法により表示されている者は,その著作物の著作者と推定される。 エ 映画の著作物の著作者とは,その映画の著作物において翻案され,又は複製された小説,脚本,音楽その他の著作物の著作者をいう。 |
040522 | 4110 |
0051 | 41_問11 関税:ア〜エを比較して,知的財産に係る税関の水際取締りに関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 輸出入禁止の貨物に該当するか否かを認定する手続がとられたとき,輸出しようとする者は,税関長に対して,特許庁長官の意見を聴くことを求めることができる。 イ 税関では職権で知的財産権を侵害する物品を差し止めることができ,権利者はあらかじめ税関長に対して,知的財産権を侵害すると認める貨物について,認定手続をとるべきことを申し立てることができる。 ウ 特許権者は,認定手続がとられている貨物について,その見本の検査をするための手続をとることができる。 エ 知的財産侵害疑義物品が日本から輸出されようとするとき,税関長は,輸出しようとする者に対して,必ず積戻しを命じなくてはならない。 |
040523 | 4111 |
0052 | 41_問12 意匠:ア〜エを比較して,意匠登録を受けられる可能性が高いものとして,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 物品の機能を確保するために不可欠な形状のみからなる意匠 イ 意匠登録出願前に日本国内において公然知られた意匠から当業者が容易に創作できる意匠 ウ 意匠登録を受ける権利を有する者の行為に起因して意匠登録出願の5カ月前に公表された意匠 エ 先願に係る他人の登録意匠に類似する意匠 |
040524 | 4112 |
0053 | 41_問13 商標:ア〜エを比較して,商標法上の識別力を有する商標として可能性が高いものとして,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 指定役務の質を普通に用いられる方法で表示する標章のみからなる商標 イ 指定役務について慣用されている商標 ウ 極めて簡単で,かつ,ありふれた標章のみからなる商標 エ 自己の氏名のみからなる商標 |
040525 | 4113 |
0054 | 41_問14 著作:ア〜エを比較して,著作隣接権に関して,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 有線放送事業者が有する著作隣接権の存続期間は,その有線放送が行われた日の属する年の翌年から起算して50年を経過した時に満了となる。 イ 放送事業者は,その放送の公衆への放送に際し,氏名表示権を有する。 ウ 実演家は,自己の実演について公表権を有する。 エ レコード製作者が有する著作隣接権の存続期間は,その音が最初に公表された時から始まる。 |
040526 | 4114 |
0055 | 41_問15 特許:ア〜エを比較して,特許法に規定する拒絶査定不服審判に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 拒絶審決に対して不服がある場合,東京高等裁判所に審決取消訴訟を提起することができる。 イ 拒絶査定不服審判は,拒絶査定の謄本の送達があった日から3カ月以内に請求しなければならない。 ウ 拒絶査定不服審判は,特許出願人以外の者も請求することができる。 エ 拒絶査定不服審判は,3人又は5人の審判官による合議体で審理される。 |
040527 | 4115 |
0056 | 41_問16 商標:ア〜エを比較して,商標登録出願の手続等に関して,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 商標登録出願については,指定商品のうち一部に拒絶理由がある場合には,商標登録出願を分割することはできない。 イ 商標登録出願については,類似する複数の商標を1つの出願にまとめて出願することができる。 ウ 商標登録を受けようとする指定商品については,他の類似する商品に補正をする場合であっても,要旨変更であるとしてその補正は認められない。 エ すでに商標登録されている名称については,商標権者が申請を行う場合に限り,地理的表示の登録をすることができる。 |
040528 | 4116 |
0057 | 41_問17 著作:ア〜エを比較して,著作権の存続期間に関する次の文章の空欄 (1) 〜 (3) に入る語句の組合せとして,最も適切と考えられるものはどれか。 著作権の存続期間は著作物の創作の時に始まり, (1) の死後70年を経過するまで存続する。無名又は変名の著作物の著作権の存続期間は,その著作物の (2) 後70年を経過するまで存続し,映画の著作物に係る著作権の存続期間は,その著作物の (3) 後70年を経過するまで存続する。 選択肢: ア 1 =著作者 2 =創作 3 =創作 イ 1 =著作者 2 =公表 3 =公表 ウ 1 =著作権者 2 =公表 3 =公表 エ 1 =著作権者 2 =創作 3 =創作 |
040529 | 4117 |
0058 | 41_問18 特許:ア〜エを比較して,特許ライセンス契約における,独占禁止法上の不公正な取引方法に該当するおそれが低いものとして,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア ライセンスを受けた者に対し,特許ライセンスに係る製品を販売する価格を制限すること イ ライセンスを受けた者が開発した改良発明について,ライセンスをした者に独占的な実施権の許諾をする義務を課すこと ウ ライセンスを受けた者に対し,特許ライセンスに係る製品を輸出し得る地域を制限すること エ ライセンスを受けた者に対し,ライセンス契約終了後に競合品を取り扱うことを禁止すること |
040530 | 4118 |
0059 | 41_問19 商標:ア〜エを比較して,商標登録出願の審査,審判に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 商標権者から使用許諾を受けた通常使用権者が商標を不正に使用したことで商品の品質誤認を生じている場合には,何人も不正使用取消審判を請求することができる。 イ 商標登録出願については,商標登録出願後に,その内容が出願公開される。 ウ 商標登録出願については,出願日から12カ月以内に出願審査の請求をしないと,その出願は取り下げたものとみなされる。 エ 商標登録無効審判は,商標権の設定登録日から5年が経過しても,請求することができる場合がある。 |
040531 | 4119 |
0060 | 41_問20 著作:ア〜エを比較して,著作者人格権について,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア プログラムの著作物の改変により,著作者の同一性保持権を侵害することはない。 イ 著作権が譲渡されても,それに伴って著作者人格権は譲渡されない。 ウ 著作権が譲渡された場合に,公表権を行使できない場合がある。 エ 共同著作物の著作者人格権は,著作者全員の合意によらなければ,行使することができない。 |
040601 | 4120 |
0061 | 41_問21 特許:ア〜エを比較して,特許の先行技術調査の必要性に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 先行する特許出願を確認しておくことにより,新しい研究開発のテーマの手がかりを見つけることができる場合がある。 イ 他社の先行技術調査をすることにより,当該他社の技術力,開発動向等を把握することができる場合がある。 ウ 先行技術調査をすることにより,自社で特許出願をする予定の発明が特許されるか否かについて正確に判断することができる。 エ 開発中の自社製品が他社の特許権を侵害していないかを事前に知ることにより,無用な紛争を回避することができる。 |
040602 | 4121 |
0062 | 41_問22 民法:ア〜エを比較して,契約に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 売買契約において,売主が引き渡した物が契約の内容に適合しなかった場合,買主は売主に対して,補修・代替物の引渡し,不足分の引渡しによる履行の追完を請求することができる場合がある。 イ 契約の当事者の一方は,相手方がその債務の履行を提供するまでは,自己の債務の履行を拒むことができる場合がある。 ウ 相手方が売買契約を履行しない場合に契約を解除したときは,解除の効力は将来に向かってのみ発生する。 エ 相手方が契約内容を履行しない場合,不法行為に基づく損害賠償以外の損害賠償を請求することができる場合がある。 |
040603 | 4122 |
0063 | 41_問23 著作:ア〜エを比較して,著作物に関して,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 美術の著作物には,美術工芸品が含まれる。 イ 映画の著作物には,映画の効果に類似する視覚的又は視聴覚的効果を生じさせる方法で表現され,かつ,物に固定されていない著作物が含まれる。 ウ データベースの著作物とは,データベースであって,素材そのもの,又はその素材の選択若しくは配列によって創作性を有するものをいう。 エ 編集著作物とは,編集物であって,情報そのもの,又はその情報の選択若しくは体系的な構成によって創作性を有するものをいう。 |
040604 | 4123 |
0064 | 41_問24 条約:ア〜エを比較して,特許協力条約(PCT)に基づく国際出願についての国際調査に関する次の文章の空欄 (1) 〜 (3) に入る語句の組合せとして,最も適切と考えられるものはどれか。 国際調査において,発明の特許性に関する調査が行われ,その結果,審査官の見解として(1) が示される。国際調査報告と (1) を受け取った出願人は,国際出願の (2) について, (3) 補正をすることができる。 選択肢:ア 1 =国際調査見解書 2 =請求の範囲,明細書及び図面 3 =何度でも イ 1 =国際調査見解書 2 =請求の範囲 3 =1回に限り ウ 1 =国際予備審査報告 2 =請求の範囲,明細書及び図面 3 =1回に限り エ 1 =国際予備審査報告 2 =請求の範囲 3 =2回を上限として |
040605 | 4124 |
0065 | 41_問25 種苗:ア〜エを比較して,種苗法に基づく品種登録に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 品種登録出願は,願書を農林水産大臣に提出して行う。 イ 育成者権の存続期間は,品種登録の日から20年である。 ウ 品種登録出願は,出願後に遅滞なく出願公表される。 エ 品種登録出願の審査において,特許法のような出願審査請求制度は採用されていない。 |
040606 | 4125 |
0066 | 41_問26 著作:ア〜エを比較して,二次的著作物に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 原著作物の著作者は,その二次的著作物の公衆への提供又は提示に際して,氏名表示権を有する。 イ 二次的著作物の著作権侵害に対しては,二次的著作物の著作権者だけではなく,原著作物の著作権者も権利行使をすることができる。 ウ 二次的著作物とは,著作物を翻訳し,編曲し,若しくは変形し,又は脚色し,映画化し,その他翻案することにより創作した著作物をいう。 エ 二次的著作物を利用する場合,原著作物の著作権者の許諾は必要ではない。 |
040607 | 4126 |
0067 | 41_問27 特許:ア〜エを比較して,特許出願の審査で拒絶理由が通知された場合に出願人が行う措置に関して,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 進歩性を満たしていないという理由で拒絶理由が通知されたので,補正書と意見書を提出する。 イ 産業上利用することができる発明に該当しないという理由で拒絶理由が通知されたので,拒絶査定不服審判を請求する。 ウ 発明の単一性を満たしていないという理由で拒絶理由が通知されたが,審査官が明らかな誤解をしていると判断したため,意見書も補正書も提出しない。 エ 新規性を満たしていないという理由で拒絶理由が通知されたので,審査の進行を一時的に止めるための上申書を提出する。 |
040608 | 4127 |
0068 | 41_問28 商標:ア〜エを比較して,商標権に関して,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 指定商品が複数あるときに,指定商品を区分毎に複数に分割して,商標権を移転することができない。 イ 商標権の効力は,他人が商品の品質を普通に用いられる方法で表示する商標には及ばない。 ウ 商標権者は,自己の商標権に係る指定商品について登録商標に類似する商標を独占的に使用する権利を有する。 エ 商標権者は,その商標権の全範囲について通常使用権を設定した場合,その設定した範囲について登録商標を使用することができない。 |
040609 | 4128 |
0069 | 41_問29 情報:ア〜エを比較して,技術の権利化に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 特許出願に関連する先行文献の特許庁への情報提供は,利害関係人に限られず,何人であってもすることができる。 イ 事業の障害となる他社の特許出願を発見したら,権利化を阻止できる可能性は低くても,関連する先行文献を特許庁へ情報提供しなければならない。 ウ 情報提供や閲覧請求を受けた特許出願は,他社が事業化する可能性のある技術なので,他社の動向を監視することが大事である。 エ 特許庁への情報提供は,書類の提出によって行うことに限定されている。 |
040610 | 4129 |
0070 | 41_問30 弁理:ア〜エを比較して,弁理士法に関して,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 弁理士は,特許無効審決に対する審決取消訴訟の訴訟代理人となることができる。 イ 弁理士は,特定侵害訴訟代理業務についての付記登録がある場合には,特許侵害訴訟に関して,単独で訴訟代理人となることができる。 ウ 弁理士でなければ,特許料の納付手続についての代理を行うことができない。 エ 弁理士は,特許出願の代理を行う場合,特許庁長官にその旨を届け出なければならない。 |
040611 | 4130 |
0071 | 41_問31 著作:ア〜エを比較して,わが国の著作権法で保護される著作物等に関して,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 国が翻訳した法令集は,著作物とならない。 イ 外国で発行された著作物は,日本国民が創作したものであっても保護されない。 ウ 外国人が創作した著作物は,日本国内で著作権の登録をしなければ保護されない。 エ 事実の伝達にすぎない雑報及び時事の報道は,著作物とならない。 |
040612 | 4131 |
0072 | 41_問32 意匠:ア〜エを比較して,意匠法における内装の意匠に関する次の文章の空欄 (1) 〜 (4) に入る 語句の組合せとして,最も適切と考えられるものはどれか。 店舗,事務所その他の施設の (1) 設備及び装飾(内装)を構成する (2) ,建築物又は画像に係る意匠は, (3) として (4) を起こさせるときは,一意匠として出願をし,意匠登録を受けることができる。 選択肢: ア 1 =主要な 2 =物品 3 =構成要素 4 =統一的な美感 イ 1 =内部の 2 =物品 3 =内装全体 4 =統一的な美感 ウ 1 =主要な 2 =機器 3 =構成要素 4 =一体感 エ 1 =内部の 2 =機器 3 =内装全体 4 =一体感 |
040613 | 4132 |
0073 | 41_問33 IP:ア〜エを比較して,IPランドスケープを実行するために必要な情報として,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 特許情報等の知財情報,研究論文情報等の技術情報及び株式情報やマーケット情報等のビジネス情報 イ 特許情報等の知財情報,研究論文情報等の技術情報 ウ 株式情報やマーケット情報等のビジネス情報 エ 研究論文情報等の技術情報 |
040614 | 4133 |
0074 | 41_問34 著作:ア〜エを比較して,著作権等の侵害に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 法人の従業者が,その法人の業務に関し著作権を侵害した場合,行為者が罰されるほか,その法人に対して罰金刑が科されることがある。 イ 著作権を侵害した者は,その侵害行為について過失があったものと推定される。 ウ 著作権又は著作者人格権を侵害した者は,刑事罰の適用を受ける場合がある。 エ 共同著作物の著作権者は,他の著作権者の同意を得ずに,差止請求をすることができる。 |
040615 | 4134 |
0075 | 41_問35 特許:ア〜エを比較して,特許法における新規性に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 外国でのみ公表された発明であっても,新規性がないものとして扱われる。 イ 公然知られるおそれがある状況で実施された発明は,「公然実施をされた発明」又は「公然知られた発明」に該当する場合がある。 ウ 外国において特許を受ける権利を有する者の行為に起因して公知となった発明は,新規性を喪失した日から1年3カ月経過後に特許出願をしても,新規性喪失の例外規定の適用を受けることができる場合がある。 エ 電気通信回線を通じて公衆に利用可能となった発明は,その発明が利用された事実がなくても特許を受けることができない。 |
040616 | 4135 |
0076 | 41_問36 特許:ア〜エを比較して,特許権の侵害に関して,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 特許権者は,権原のない第三者による当該特許権への侵害行為につき,損害賠償を請求する場合,当該第三者の過失を立証する必要はない。 イ 特許権者は,権原のない第三者が無断で特許発明に係る製品を試験的に販売している行為に対しては,権利行使をすることができない。 ウ 特許権者は,権原のない第三者が無断で特許発明に係る製品を無料で配布している行為に対しては,権利行使をすることができない。 エ 特許権者は,特許発明に係る製品を権原なく製造した者に対して権利行使をすることができるが,その製品を侵害品であることを知らずに購入した者が,その後,業として販売した行為に対しては,権利行使をすることができない。 |
040617 | 4136 |
0077 | 41_問37 戦略:ア〜エを比較して,特許戦略等に関して,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 自社製品が備える機能を実現するための技術に関して特許権を取得すれば,当該自社製品と類似する製品に関する市場全体に特許権の効力が及ぶ。 イ 物を生産する方法に係る特許権の効力は,その方法を使用する行為にのみ及ぶ。 ウ 他社の特許発明の効果と同一の効果を,当該特許発明と異なる構成要件で構成された自社の製品で実現した場合,当該他社から特許権に基づく権利行使を免れることができる。 エ 特許権者は,自己の特許発明が特許出願の日前の出願に係る他人の特許発明を利用するものであっても,自己の特許発明を自由に実施できる。 |
040618 | 4137 |
0078 | 41_問38 著作:ア〜エを比較して,著作権に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 口述権とは,言語の著作物を公に口述する権利である。 イ 貸与権とは,著作物をその複製物の貸与により公衆に提供する権利である。 ウ 展示権とは,発行された写真の著作物を公に展示する権利である。 エ 頒布権とは,映画の著作物をその複製物により頒布する権利である。 |
040619 | 4138 |
0079 | 41_問39 特許:ア〜エを比較して,特許法に規定する実施権に関して,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 専用実施権は,特許庁に備える特許登録原簿に登録しなくても効力が発生する。 イ 通常実施権は,特許庁に備える特許登録原簿に登録しなければ第三者に対抗できない。 ウ 特許権が共有に係る場合,一方の共有者は,他の共有者の同意なく単独で他人に通常実施権を許諾することができる。 エ 通常実施権は,内容,期間を限定して定めることができ,専用実施権も内容,期間を限定して定めることができる。 |
040620 | 4139 |
0080 | 41_問40 特許:ア〜エを比較して,出願審査請求に関する次の文章の空欄 (1) 〜 (3) に入る語句の組合せとして,最も適切と考えられるものはどれか。 特許出願について,何人もその出願日から3年以内に出願審査請求をすることで (1) を受けることができ,その請求は取り下げることが (2) 。また,出願審査請求がされなかった特許出願は (3) 。 選択肢: ア 1 =実体審査 2 =できない 3 =取り下げられたものとみなされる イ 1 =方式審査 2 =できる 3 =取り下げられたものとみなされる ウ 1 =方式審査 2 =できない 3 =無効となる エ 1 =実体審査 2 =できる 3 =無効となる |
040621 | 4140 |
0081 | 39_問1 著作:ア〜エを比較して,ベルヌ条約に関する次の文章の空欄 (1) 〜 (3) に入る語句の組合せとしてて,最も適切と考えられるものはどれか。 ベルヌ条約の原則の1つである (1) 主義とは, (2) の享有及び行使に方式の履行を要しないことをいう。その他の原則として, (3) などが規定されている。 選択肢:ア 1 =無方式 2 =著作者の権利 3 =内国民待遇 イ 1 =方式 2 =著作者人格権 3 =遡及効 ウ 1 =方式 2 =著作者の権利 3 =著作権独立 エ 1 =無方式 2 =著作者人格権 3 =最恵国待遇 |
040622 | 3901 |
0082 | 39_問2 種苗:ア〜エを比較して,種苗法に基づく品種登録に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢:ア 出願品種が出願の日から10カ月前に日本国内で業として譲渡されていても,品種登録を受けることができる場合がある。 イ 品種登録の要件として,既存の品種から当業者が容易に創作できない品種であることは必要ではない。 ウ 品種登録出願がされると農林水産大臣によって遅滞なく出願公表が行われる。 エ 1つの品種について,複数の名称を付けて出願することができる。 |
040623 | 3902 |
0083 | 39_問3 著作:ア〜エを比較して,著作権に関して,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢:ア 著作権法上,著作権について専用利用権を設定することができる。 イ 著作権に質権を設定することができる。 ウ 著作権の譲渡は,登録しなければ,その効力を生じない。 エ 著作権者が死亡して相続人がいない場合,著作権は国庫に帰属する。 |
040624 | 3903 |
0084 | 39_問4 弁理 ア〜エを比較して,弁理士又は特許業務法人の独占業務として,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢:ア 特許料を納付すべき期間の延長の請求の代理 イ 特許協力条約(PCT)に基づく国際出願に関する特許庁における手続の代理 ウ 特許権の移転登録申請手続の代理 エ 特許原簿への登録の申請手続の代理 |
040625 | 3904 |
0085 | 39_問5 条約:ア〜エを比較して,特許協力条約(PCT)に係る国際出願に関して,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢:ア 特許協力条約(PCT)は,特許出願に係る各締約国毎に異なる方式的な手続を統一する条約である。 イ 国際出願をする場合は,パリ条約に規定されている制度を利用することはできない。 ウ 日本国特許庁を受理官庁とする英語による国際出願をした場合には,国際調査は日本国特許庁又は国際事務局が行う。 エ 特許協力条約(PCT)は,国際出願から特許権の付与に至るまで国際的に統一して行うことを目的とする。 |
040626 | 3905 |
0086 | 39_問6 著作:ア〜エを比較して,著作隣接権に関して,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢:ア 実演家の権利は営利目的の場合に認められ,非営利目的の実演家には認められない。 イ 著作隣接権は制限されることはない。 ウ レコード製作者とは,レコードに固定されている音を最初に固定した者をいう。 エ 放送事業者には,著作隣接権は認められない。 |
040627 | 3906 |
0087 | 39_問7 特許:ア〜エを比較して,特許出願に関して,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢:ア 特許出願の願書には,図面を添付しなければならない。 イ 特許出願人の請求により,特許出願の書誌事項が出願公開された後に,一定期間明細書等の記載内容を秘密にしておくことはできない。 ウ 特許出願人の請求により,出願審査請求を取り下げることができる。 エ 出願公開される特許出願は,出願審査請求されたものに限られる。 |
040628 | 3907 |
0088 | 39_問8 関税:ア〜エを比較して,税関における手続に関して,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢:ア 貨物を輸入しようとして特許権者から輸入差止めを申し立てられ,いったん認定手続が執られた者は,税関長に対し,当該認定手続の取りやめを求めることができない。 イ 貨物が「輸出又は輸入してはならない貨物」であると特許庁長官が判断した場合には,輸出入禁止の貨物に該当するか否かを認定する手続を行う。 ウ 特許権を侵害する貨物に該当すると税関長が認定したときは,裁判所の判決に基づく場合に限り,当該貨物を没収できる。 エ 特許権者は,自己の特許権を侵害すると認める貨物が輸入されようとする場合に,税関長に対し,当該貨物について,認定手続を執るよう申し立てることができる。 |
040629 | 3908 |
0089 | 39_問9 著作:ア〜エを比較して,著作物に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢:ア 日本国民の著作物でなくても日本で最初に発行された著作物は,日本の著作権法による保護を受けることができる。 イ 映画の著作物には,映画の効果に類似する視覚的又は視聴覚的効果を生じさせる方法で表現され,かつ,物に固定されている著作物が含まれる。 ウ 編集物の素材自体が著作物である場合に限り,編集著作物として保護される。 エ データベースでその情報の選択又は体系的な構成によって創作性を有するものは,著作物として保護される。 |
040630 | 3909 |
0090 | 39_問10 特許:ア〜エを比較して,職務発明に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢:ア 職務に属する発明であれば,発明すること自体が職務でない者がした発明でも職務発明に該当する場合がある。 イ 法人の役員が,職務に属する発明をした場合,当該発明の発明者はその法人となる場合がある。 ウ 従業者等が職務発明を完成させたときから,その特許を受ける権利が会社に帰属する場合がある。 エ 退職した会社の職務に属する発明を,その会社を退職した後に完成させた場合は,その発明は職務発明に該当しない。 |
040701 | 3910 |
0091 | 39_問11 特許:ア〜エを比較して,特許法における新規性に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢:ア 特許出願後出願公開前に外国において頒布された刊行物に記載された発明について,特許を受けることができる。 イ 特許出願前に外国において開催された国際博覧会で展示された発明について,特許を受けることはできない。 ウ 特許出願前に外国において公然実施された発明について,特許を受けることはできない。 エ 特許出願前に電気通信回線を通じて公衆に利用可能となった発明について,特許を受けることができる。 |
040702 | 3911 |
0092 | 39_問12 著作:ア〜エを比較して,著作権に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢:ア 貸与権とは,著作物の複製物を有償で公衆に貸与する場合のみに認められる権利である。 イ 上映権とは,公衆送信されるものを除く著作物を公に上映する権利である。 ウ 頒布権とは,映画の著作物のみに認められる権利である。 エ 複製権とは,その著作物を複製する権利であり,建築の著作物については建築に関する図面に従って建築物を完成することが含まれる。 |
040703 | 3912 |
0093 | 39_問13 特許:ア〜エを比較して,特許権のライセンス料に関する次の文章の空欄 (1) 〜 (3) に入る語句の組合せとして,最も適切と考えられるものはどれか。 ライセンス料の決め方の1つである (1) は,売上高に対して (2) を設定し,それらを掛け合わせることにより決定される。また,その特許権が製品の一部にしか用いられない場合は,さらに (3) を (2) に乗じることもある。 選択肢:ア 1 =イニシャルペイメント 2 =実施料率 3 =利用率 イ 1 =イニシャルペイメント 2 =利用率 3 =実施料率 ウ 1 =ランニングロイヤルティ 2 =実施料率 3 =利用率 エ 1 =ランニングロイヤルティ 2 =利用率 3 =実施料率 |
040704 | 3913 |
0094 | 39_問14 検索:ア〜エを比較して,調査に必要な検索手法に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢:ア Dタームとは,日本意匠分類をさらに細分化したもの,又は物品の分野を超えた横断的な調査を可能とするものである。 イ Fタームとは,国際的に統一され使用されている特許分類である。 ウ すでに公開されている図形商標については,「特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)」 で検索することができる。 エ 商品の類似群とは,互いに類似関係にある商品を1つのグループにまとめたものである。 |
040705 | 3914 |
0095 | 39_問15 著作:ア〜エを比較して,著作権等に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢:ア 譲渡権を有する者は,出版権を設定することができる。 イ 無名の著作物の著作権は,その著作物の公表後70年を経過するまでの間,存続する。 ウ 第一公表年月日の登録がされている著作物は,登録に係る年月日において最初の公表があったものと推定される。 エ 共同著作物に係る著作権について,各共有者は,他の共有者の同意を得なければ,その持分を譲渡することができない。 |
040706 | 3915 |
0096 | 39_問16 特許 ア〜エを比較して,特許権等の侵害に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢:ア 特許権に基づいて損害賠償請求する場合,常に特許権者は相手方の侵害行為が故意又は過失でなされたことを立証しなければならない。 イ 特許発明の技術的範囲に属する製品を使用する行為が特許権の侵害とされる場合がある。 ウ 特許が物の発明についてされている場合において,その物を業として譲渡のために所持する行為は,特許権の間接侵害とされる場合がある。 エ 特許権者は,特許権を侵害したことにより特許権者の業務上の信用を害した者に対して,裁判所に信用回復の措置を請求することができる。 |
040707 | 3916 |
0097 | 39_問17 意匠:ア〜エを比較して,意匠登録を受けられる可能性の高いものとして,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢:ア 機能や作用効果を主目的としたもので,美感をほとんど起こさせない意匠 イ 他人の業務に係る物品等と混同を生ずるおそれがある意匠 ウ 意匠登録出願前に意匠登録出願されている他人の意匠に類似する意匠 エ 物品の機能が表面に現れた形状を含む意匠 |
040708 | 3917 |
0098 | 39_問18 条約:ア〜エを比較して,特許協力条約(PCT)に係る国際出願に関して,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢:ア 国際調査報告を受け取った出願人は,所定の期間内に国際出願の明細書及び図面について,1回に限り補正をすることができる。 イ 国際調査機関の見解書は,国際公開時に公開されることはない。 ウ 国際出願をしようとする者は,世界知的所有権機関の国際事務局のみに出願をすることができる。 エ 国際予備審査は,国際調査とは異なり,出願人の請求によりなされる。 |
040709 | 3918 |
0099 | 39_問19 独禁:ア〜エを比較して,独占禁止法に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢:ア 公正取引委員会は,違反者に対し,違反行為を除く措置をとることや,課徴金を納付することを命令できる。 イ 特許権の実施許諾契約において,実施権者に対して,契約終了後に特許権者の競合品を販売することを制限することは,独占禁止法で規制される行為に該当する場合がある。 ウ 複数の特許権者が特定分野の特許について相互にライセンスしあう取決めを「パテントプール」という。 エ 複数の同業者が競争を避けて,価格や販売数量などを共同で取り決め,協定を結ぶことを「カルテル」という。 |
040710 | 3919 |
0100 | 39_問20 不競:ア〜エを比較して,不正競争防止法に規定する不正競争行為に関して,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢:ア 法人の従業者が当該法人の業務に関して不正競争行為を行った場合,罰金刑が科せられるのは当該法人のみである。 イ 意匠権に係る意匠が周知であれば,当該意匠権の存続期間が満了となった後にその意匠が施された商品を販売する行為が,不正競争行為に該当する場合がある。 ウ 不正競争により営業上の信用を害された場合,損害賠償請求をすることはできるが,信用回復措置を請求することはできない。 エ 競争関係にある他人の取引先に対して,当該他人が実用新案権を侵害しているとの通知は,客観的に非侵害であったときに営業誹謗行為に該当する場合があるが,当該他人の製品よりも自己の製品の方が優れているという結果の比較広告を行うことは客観的な事実に反していたときでも営業誹謗行為に該当する場合はない。 |
040711 | 3920 |
0101 | 39_問21 商標:ア〜エを比較して,商標権の存続期間の更新に関して,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢:ア 更新登録の申請をする者が納付する登録料は,1年分ごとに分けて納付することができる。 イ 更新登録の申請は,商標権者でなければ行うことができない。 ウ 更新登録の申請は,改めて商標登録出願をすることにより行う。 エ 更新登録の申請は,商標権の存続期間の満了前3カ月から満了の日までの間にしなければならない。 |
040712 | 3921 |
0102 | 39_問22 著作:ア〜エを比較して,次の文章の空欄 (1) に入る文章として,最も不適切と考えられるものはどれか。 日本国内で著作物を利用する場合には,原則として著作権者の許諾が必要である。許諾が必要であるかどうかは以下のような手順に従う。第1に,その著作物が日本の著作権法で保護されているものかどうかを確認する。第2に,著作権が存続期間内のものであるかどうかを確認する。第3に,著作物を自由に利用できる場合であるかどうかを確認する。これらに該当するかどうかを確認してその著作物を自由に利用できない場合には,著作権者を調べ,利用の許諾を得ることが必要である。 (1) 選択肢:ア 著作権法には著作物の登録制度が設けられているが,登録は著作権の発生のための要件ではなく,登録されていない著作物にも著作権が生じ得る。 イ 著作物の利用には,原則として利用の許諾を得ることが必要であるが,必ずしも著作物利用許諾契約書を作成しなくてもよい。 ウ 著作物を自由に利用できる場合については,私的使用のための複製など,著作権法に具体的に列挙されている。 エ 営利を目的とするものではなく,著作権者に報酬を支払うものではなく,かつ,報道,批評,研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行われるものである場合は,公表された著作物を引用して利用することができる。 |
040713 | 3922 |
0103 | 39_問23 著作:ア ア〜エを比較して,特許出願の拒絶査定不服審判での争点になり得ないものとして,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢ア 要約書の記載に誤記があるか否か。 イ 発明の単一性があるか否か。 ウ 公衆衛生を害するおそれがある発明であるか否か。 エ 特許を受けようとする発明が発明の詳細な説明に記載があるか否か。 |
040714 | 3923 |
0104 | 39_問24 著作:ア〜エを比較して,著作権の制限に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢:ア 私的使用目的で作成された複製物は,当該目的以外の目的のためであっても,公衆へ提示することができる。 イ 私的使用目的であれば,著作物の複製のみならず翻訳,翻案も自由に行うことができる。 ウ いわゆる「写り込み」に係る権利制限規定の対象となる行為には,伝達行為が含まれる。 エ 違法にアップロードされている言語の著作物を私的使用目的でダウンロードした場合,刑事罰の対象となることがある。 |
040715 | 3924 |
0105 | 39_問25 特許:ア〜エを比較して,他人の特許出願又は特許に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢:ア 他人の特許に対して,特許異議の申立てをすることにより特許を取り消すことができる。 イ 他人の特許出願に対して,出願審査の請求をすることができる。 ウ 他人の特許出願に対して,その特許出願に係る発明と同一の発明が記載された先行文献を情報提供することはできない。 エ 他人の特許出願に対して,出願公開の請求をすることはできない。 |
040716 | 3925 |
0106 | 39_問26 契約:ア〜エを比較して,契約に関して,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢:ア 特許権に係るライセンス契約は,契約書を作成しなければ成立しない。 イ 契約相手が契約内容を履行していない場合であっても,国家権力を用いてその契約内容を実現させることはできない。 ウ 特許権の譲渡契約において,その特許権がすでに存続期間満了で消滅している場合は,その譲渡契約は無効である。 エ 契約書の標題を覚書としておけば,契約の成立を回避することができる。 |
040717 | 3926 |
0107 | 39_問27 商標:ア〜エを比較して,商標権等に関して,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢:ア 商標権は設定の登録により発生し,その存続期間は商標登録出願の日から10年である。 イ 登録商標を,地理的表示法に基づく地理的表示として登録することはできない。 ウ 指定商品が二以上ある場合に,指定商品ごとに商標権を分割して移転することができる。 エ 専用使用権が設定された範囲内では,専用使用権者及び商標権者が登録商標を使用することができる。 |
040718 | 3927 |
0108 | 39_問28 情報:ア〜エを比較して,IPランドスケープに関する次の文章の空欄 (1) 〜 (2) に入る語句の組合せとして,最も適切と考えられるものはどれか。
IPランドスケープとは,積極的な経営戦略・ (1) 戦略策定のために,知財情報及び(2) を統合して分析した (1) 環境と将来の見通しを経営陣・ (1) 責任者へ提示するものである。 選択肢:ア 1 =事業 2 =技術情報(学術論文情報等) イ 1 =知財 2 =技術情報(学術論文情報等) ウ 1 =知財 2 =非知財情報(マーケティング情報等のビジネス関連情報) エ 1 =事業 2 =非知財情報(マーケティング情報等のビジネス関連情報) |
040719 | 3928 |
0109 | 39_問29 商標:ア〜エを比較して,商標法における自他商品等の識別力等に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢:ア 商品の普通名称には,その商品の略称や俗称は含まれない。 イ 標準文字のローマ字2字からなる商標は,識別力を有しないと判断される。 ウ 元来識別力を有しないと考えられる商標でも,使用により識別力を有すると判断されることがある。 エ 商品の産地や品質を普通に用いられる方法で表示する標章のみからなる商標は,識別力を有しないと判断される。 |
040720 | 3929 |
0110 | 39_問30 特許:ア〜エを比較して,特許出願に対する拒絶査定不服審判に関して,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢:ア 審判の請求は,拒絶理由の通知があった日から30日を経過した後はできない。 イ 審判の請求と同時に図面について補正があった場合には,審査官が審査を行う。 ウ 拒絶審決に対して不服がある場合には,東京地方裁判所に出訴することができる。 エ 審判の審理は,1人又は2人の審判官の合議体で行う。 |
040721 | 3930 |
0111 | 39_問31 特許:ア〜エを比較して,特許無効審判に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢:ア 特許無効審判は,特許権が消滅した後であっても請求することができる。 イ 特許無効審判に係る無効審決に対して,特許権者は不服を申し立てることができる。 ウ 特許無効審判に係る無効審決が確定しても,当該特許権は初めから存在しなかったものとみなされない場合がある。 エ 特許無効審判は,利害関係人でなくても請求することができる。 |
040722 | 3931 |
0112 | 39_問32 著作:ア〜エを比較して,職務著作(プログラムの著作物を除く)に関する次の文章の空欄 (1) 〜(3) に入る語句の組合せとして,最も適切と考えられるものはどれか。 法人その他使用者の (1) に基づきその法人等の業務に従事する者が職務上作成する著作物で,その法人等が自己の著作の名義の下に公表するものの著作者は,その (2) の時における契約,勤務規則その他に別段の定めがない限り,その (3) とする。 選択肢:ア 1 =指図 2 =公表 3 =法人等 イ 1 =指図 2 =作成 3 =作成者及び法人等 ウ 1 =発意 2 =作成 3 =法人等 エ 1 =発意 2 =公表 3 =作成者及び法人等 |
040723 | 3932 |
0113 | 39_問33 特許:ア〜エを比較して,特許料の納付に関して,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢:ア 設定登録の際に納める特許料を納付しない場合,補正命令が通知される。 イ 特許請求の範囲における請求項の数にかかわらず,特許料は一定である。 ウ 設定登録の際に納める特許料は,最初の3年分のみで足りる。 エ 設定登録の際に納める特許料は,特許査定の謄本が送達された日から60日以内に納付しなければならない。 |
040724 | 3933 |
0114 | 39_問34 商標:ア〜エを比較して,商標登録出願に関して,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢:ア 指定商品が二以上であっても,商標登録出願の一部を新たな商標登録出願として分割することができない。 イ 補正した内容が要旨の変更であると判断されると,審査官の決定によりその補正は却下される。 ウ 指定商品を非類似の商品へ変更する補正は要旨の変更に該当するが,指定商品を類似する商品へ変更する補正は,要旨の変更に該当しない。 エ 商標登録出願について出願審査請求がされると,その出願の実体審査が開始される。 |
040725 | 3934 |
0115 | 39_問35 著作:ア〜エを比較して,著作権法における同一性保持権に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢:ア 著作物の題号の改変は,同一性保持権の侵害となる可能性が高い。 イ 誤字脱字の修正は,同一性保持権の侵害となる可能性が低い。 ウ 建築物の修繕による改変は,著作者の意に反する著作物の改変であっても,同一性保持権の侵害とならない場合がある。 エ 同一性保持権は,相続の対象とならないことから,著作者の死後,生前に同一性保持権を侵害した行為に対して,遺族が権利行使できる場合はない。 |
040726 | 3935 |
0116 | 39_問36 特許:ア〜エを比較して,同一の発明について同日に複数の特許出願があった場合,特許を受けることができる者として,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢:ア 複数の特許出願の出願人のうち,特許庁長官が行う公正な方法によるくじにより定めた一の出願人 イ 複数の特許出願の出願人のうち,請求により最も早く出願公開をした出願人 ウ 複数の特許出願の出願人のうち,出願日の最も早い時刻に特許出願をした出願人 エ 複数の特許出願の出願人のうち,協議によって定めた一の出願人 |
040727 | 3936 |
0117 | 39_問37 特許:ア〜エを比較して,特許権侵害の警告を受けた際の検討事項に関する次の文章の空欄 (1) 〜(3) に入る語句の組合せとして,最も適切と考えられるものはどれか。 警告を受けた根拠である特許発明の (1) の際現に (2) において自社で独自に開発して業として実施していた製品であれば,先使用権が認められることがある。先使用権に基づいて特許発明を実施する場合,特許権者に対価を支払う (3) 。 選択肢:ア 1 =登録 2 =いずれかの国 3 =必要がある イ 1 =出願 2 =日本国内 3 =必要はない ウ 1 =出願 2 =いずれかの国 3 =必要はない エ 1 =登録 2 =日本国内 3 =必要がある |
040728 | 3937 |
0118 | 39_問38 意匠:ア〜エを比較して,意匠権に関して,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢:ア 意匠登録出願の日前にその意匠に係る製品の販売をしていた第三者に対しても,意匠権の効力は及ぶ。 イ 自己の登録意匠の類似範囲と意匠登録出願前の他人の登録意匠の類似範囲が重なる場合でも,自己の登録意匠に類似する意匠の実施は制限されない。 ウ 意匠権の効力は,物品が類似で形態が類似する範囲には及ばない。 エ 意匠登録出願と特許出願とは先後願が判断されないため,同一の製品について意匠権と特許権が発生することがある。 |
040729 | 3938 |
0119 | 39_問39 著作:ア〜エを比較して,二次的著作物に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢:ア 二次的著作物とは,著作物を翻訳し,編曲し,若しくは変形し,又は脚色し,映画化し,その他翻案することにより創作した著作物である。 イ 二次的著作物として保護されるための要件として,原著作物に係る著作権者の許諾を得て創作されることは必要ではない。 ウ 二次的著作物を利用する場合は,原著作物に係る著作権者の許諾も得なければならない。 エ 二次的著作物に係る著作権が侵害された場合,原著作物に係る著作権者は,侵害者に対して差止請求をすることはできない。 |
040730 | 3939 |
0120 | 39_問40 特許:ア〜エを比較して,不使用取消審判に関する次の文章の空欄 (1) 〜 (4) に入る語句の組合せとして,最も適切と考えられるものはどれか。 継続して3年以上, (1) において商標権者,専用使用権者又は通常使用権者のいずれもが各指定商品等に (2) の使用をしていないときは, (3) その指定商品等に係る商標登録を取り消すことについて審判を請求することができる。ここで, (2) には (4) 商標が含まれるため,指定商品等に (4) 商標が使用されていれば商標登録が取り消されることはない。また,3年以上継続して不使用であることが取消しの条件であり,1年前まで使用していたが現在は使用していない場合は取り消されることはない。 選択肢:ア 1 =日本国内又は外国 2 =登録商標 3 =何人も 4 =出所の混同を生じさせる イ 1 =日本国内 2 =登録商標 3 =利害関係人は 4 =出所の混同を生じさせる ウ 1 =日本国内 2 =登録商標 3 =何人も 4 =社会通念上同一と認められる エ 1 =日本国内 2 =登録商標又はこれに類似する商標 3 =利害関係人は 4 =社会通念上同一と認められる |
040731 | 3940 |
0121 | 42_問1 弁理
:ア〜エを比較して,弁理士の業務に関して,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 弁理士は,特許権の侵害訴訟について,単独で訴訟代理人となることができる。 イ 他人の求めに応じて報酬を得て,業として特許料の納付手続を行うことは,弁理士でない者であってもすることができる。 ウ 弁理士,特許業務法人又は弁護士でない者が,他人の求めに応じて報酬を得て,業として特許出願手続についての代理を行った場合であっても,刑事罰の適用はない。 エ 特許業務法人に所属する弁理士が,特許権者から依頼された特許無効審判に関する手続代理等について自ら担当者として関与していなかった場合であっても,別の特許業務法人への移籍後に当該無効審判請求人から依頼を受けたときは,この事件に関与することができない。 |
040801 | 4201 |
0122 | 42_問2 著作
:ア〜エを比較して,著作物等に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 実演家,レコード製作者及び放送機関の保護に関する国際条約の締約国において行われる実演は,日本の著作権法で保護される。 イ 最初に国外で発行され,その発行の日から60日以内に国内で発行された日本国民ではない者の著作物は,日本の著作権法で保護される。 ウ 日本の法令に基づいて設立された法人及び国内に主たる事務所を有する法人の著作物であれば,日本の著作権法で保護される。 エ 世界貿易機関(WTO)の加盟国の国民をレコード製作者とするレコードは,日本の著作権法で保護される。 |
040801 | 4202 |
0123 | 42_問3 関税
:ア〜エを比較して,模倣品や海賊版対策に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 輸入禁止の貨物に該当するか否かの認定手続において,特許権者は,税関長に対し,特許庁長官の意見を聴くことを求めることができる。 イ 特許権,実用新案権,意匠権,商標権,著作権,著作隣接権を有していなくとも,貨物の輸入を防ぐことができる場合がある。 ウ 税関長は,貨物を輸入しようとする者に対し,当該貨物の積戻しを命じることができる。 エ 税関において職権で知的財産侵害物品を差し止めるため,特許権者等の権利者が事前に税関長に証拠を提出し,認定手続をとるように申立てをすることはできない。 |
040801 | 4203 |
0124 | 42_問4 条約
:ア〜エを比較して,パリ条約に採用されている原則として,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 特許独立の原則 イ 無方式主義の原則 ウ 最恵国待遇の原則 エ 国際出願の原則 |
040801 | 4204 |
0125 | 42_問5 著作
:ア〜エを比較して,著作物に関して,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 写真の著作物には,写真の製作方法に類似する方法を用いて表現される著作物は含まれない。 イ プログラムの著作物を作成するためのプログラム言語,規約及び解法は著作権法により保護される。 ウ 国外で発行された日本国民の著作物は,著作権法により保護されない。 エ 法令の翻訳物は著作物となり得る。 |
040801 | 4205 |
0126 | 42_問6 特許
:ア〜エを比較して,特許法における新規性に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 特許を受ける権利を有する者が,特許出願前に日本国内の学術講演会で発表した発明は,新規性を有しない。 イ 特許出願に係る発明は,特許出願後,出願公開前に外国において頒布された刊行物に記載された発明に対して新規性を有する。 ウ 特許出願前に外国のみにおいて電気通信回線を通じて公衆に利用可能となった発明は,新規性を有する。 エ 特許出願前に外国のみにおいて公然実施された発明は,新規性を有しない。 |
040801 | 4206 |
0127 | 42_問7 特許
:ア〜エを比較して,特許無効審判に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 特許無効審判は,利害関係人に限り,請求することができる。 イ 特許権に係る明細書の発明の詳細な説明の記載が,当業者がその発明を実施することができる程度に明確かつ十分に記載されていない場合には,特許無効審判を請求することができる。 ウ 特許無効の審決を受けた特許権者は,審判請求人を被告として,審決取消訴訟を提起することができる。 エ 特許無効の審決が確定した場合には,審決の確定日から当該特許権が存在しなかったものとみなされる。 |
040801 | 4207 |
0128 | 42_問8 著作
:ア〜エを比較して,著作権と著作隣接権に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 著作隣接権は譲渡することができる。 イ 著作権の移転登録をしなければ,著作権を譲り受けたことを第三者に対抗できない。 ウ 共有者の過半数の同意があれば,共同著作物の著作権の持分を譲渡することができる。 エ 著作権について質権を設定することができ,質権を設定した場合であっても,著作権者は著作権を行使することができる。 |
040801 | 4208 |
0129 | 42_問9 特許
:ア〜エを比較して,拒絶理由通知を受けた特許出願人の対応として,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 発明の進歩性を有していないという拒絶理由通知を受けたため,意匠登録出願に出願変更する。 イ 拒絶理由通知は,意見書を提出する機会を与えるための通知であるため,特許出願人は応答に際して,必ず意見書を提出しなければならない。 ウ 審査官が特許出願に係る発明の技術内容を誤って解釈したと思われるため,補正をすることなく,審査官の誤解を解消するために意見書のみを提出する。 エ 複数の請求項の一部について拒絶理由が通知されたため,その一部の請求項について出願を分割して新たな特許出願とする。 |
040801 | 4209 |
0130 | 42_問10 特許
:ア〜エを比較して,特許出願の際に提出する書類に関して,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 発明の詳細な説明の記載には,その発明に関連する文献公知発明のうち,当業者が知っている文献公知発明が記載された刊行物の名称を記載しなければならない。 イ 明細書には,発明の効果を記載しなければならない。 ウ 願書には,要約書を添付しなくてもよい場合がある。 エ 特許請求の範囲には,二以上の発明を記載することができる場合がある。 |
040801 | 4210 |
0131 | 42_問11 特許
:ア〜エを比較して,特許権に係る先使用権に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 海外においてのみ特許出願に係る発明を実施している場合,先使用権は認められない。 イ 特許権者は,先使用権を有する者に対して,実施料を請求できる。 ウ 自ら特許権を取得していない発明について,第三者の特許権について先使用権が認められることがある。 エ 特許権に係る特許出願の出願時に,第三者が特許出願に係る発明の実施を準備している場合,当該第三者に先使用権が認められることがある。 |
解説 | 4211 |
0132 | 42_問12 著作
:ア〜エを比較して,著作権等の侵害に関して,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 著作権が侵害された場合,著作権者は,侵害者に対して,差止請求をすることはできるが損害賠償請求をすることはできない。 イ 著作権の侵害に備えて,著作権登録制度を利用して第一発行年月日を登録しておくことにより,その日に最初の発行があったものとの推定を受けることができる。 ウ 原著作物に依拠せずに類似の著作物を作成した場合でも,著作権の侵害となる。 エ 著作者の同意を得ずに著作物を公表する行為は,著作隣接権の侵害となる。 |
解説 | 4212 |
0133 | 42_問13 民法
:ア〜エを比較して,契約に関する次の文章の空欄 (1) 〜 (3) に入る語句の組合せとして,最も適切と考えられるものはどれか。 契約は,意思表示が合致した時点で成立する。口頭による契約 (1) である。 (2) は,あくまでも後に争いになったときの証拠として機能するにすぎない。契約の主体には意思表示に何らかの問題がないことが必要とされ,例えば,詐欺による意思表示は (3) ことができる。 選択肢: ア 1 =は無効 2 =登録 3 =取り消す イ 1 =も有効 2 =登録 3 =無効とする ウ 1 =は無効 2 =書面 3 =無効とする エ 1 =も有効 2 =書面 3 =取り消す |
解説 | 4213 |
0134 | 42_問14 商標
:ア〜エを比較して,商標登録出願の審査に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 極めて簡単で,かつ,ありふれた標章のみからなる商標であっても,一定の条件の下に識別力が備わったとして商標登録されることがある。 イ 指定商品との関係で識別力を有しない商標であっても,他の文字や図形と組み合わせることで,識別力を有し,商標登録されることがある。 ウ 需要者が何人かの業務に係る商品であることを認識できない商標であっても,商標登録されることがある。 エ 同業者間で普通に使用されるようになり,他人の商品等と区別できない商標は,商標登録されることはない。 |
解説 | 4214 |
0135 | 42_問15 特許
:ア〜エを比較して,特許法における先願主義に関して,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 同一の発明について異なった日に二以上の特許出願があったときは,特許庁長官が協議命令を発し,協議で定めた一の特許出願人のみが特許を受けることができ,協議不成立の場合はいずれも特許を受けることはできない。 イ 表現上カテゴリーは異なるが,実質的に同一の発明について異なった日に二以上の特許出願があったときは,最先の特許出願人のみがその発明について特許を受けることができる。 ウ 同一の発明について同日に二以上の特許出願があったとき,最先に発明を完成した発明者に係る特許出願が,その発明について特許を受けることができる。 エ 同一の発明について異なった日に二以上の特許出願があったときは,同一の特許出願人の場合に限り,それぞれの発明について特許を受けることができる。 |
解説 | 4215 |
0136 | 42_問16 著作
:ア〜エを比較して,著作権等に関して,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 著作物を利用する権利は,当該権利に係る著作物の著作権を取得した者その他の第三者に対抗することができる。 イ 譲渡権は,譲渡権を有する者により特定かつ少数の者に著作物の原作品又は複製物が譲渡された場合でも,行使することができる。 ウ プログラムの著作物の違法複製物を業務上電子計算機で使用する行為は,当該違法複製物の使用を始めた後に,違法複製物であることを知った場合でも,著作権侵害となる。 エ 著作者が亡くなった後に未公表の著作物を公表しようとする者に対して,著作者の遺族は差止請求をすることはできない。 |
解説 | 4216 |
0137 | 42_問17 商標
:ア〜エを比較して,商標権に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 商標権者は,商標権を指定商品毎に分割して移転することができる。 イ 商標権者は,商標権を侵害する者に対し,信用回復措置を請求することができる。 ウ 商標権者は,登録商標に類似する商標であっても,その商品の機能を確保するために不可欠な立体的形状のみからなるものである場合には,権利行使をすることができない。 エ 商標権者は,第三者に対し,指定商品に類似する商品について通常使用権を許諾することができる。 |
解説 | 4217 |
0138 | 42_問18 意匠
:ア〜エを比較して,意匠法に規定されている制度に関して,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 動的意匠制度とは,外部からの力によってのみ物品の形状が変化する場合において,その変化の前後にわたる意匠について登録できる制度である。 イ 秘密意匠制度とは,意匠権の設定の登録の日から1年以内の期間を指定して,その期間その意匠を秘密にすることを請求することができる制度である。 ウ 組物の意匠制度とは,全体として統一がある場合には,同時に使用されない物品であっても一意匠として登録できる制度である。 エ 部分意匠制度とは,物品の部分が独立して取引の対象とならない場合であっても,当該物品の部分について,意匠登録できる制度である。 |
解説 | 4218 |
0139 | 42_問19 著作
:ア〜エを比較して,著作物に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 共同著作物を利用する場合,共有者全員の合意がなければ,著作者であっても当該著作物を利用することはできない。 イ 実演家の許諾を得てその実演が録音又は録画された映画の著作物を,映画の著作物として複製する場合は,実演家の許諾を得る必要がある。 ウ 出版権者は,他人に対し,その出版権の目的である著作物の複製を許諾することができる場合がある。 エ 法人が職務著作に係る著作物を利用する場合,その著作物を創作した従業者の許諾を得る必要はない。 |
解説 | 4219 |
0140 | 42_問20 商標
:ア〜エを比較して,商標権や地理的表示に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 登録生産者団体の構成員たる生産業者は,登録に係る特定農林水産物等に地理的表示を付する場合には,当該特定農林水産物等に登録標章(地理的表示が登録に係る特定農林水産物等の名称の表示である旨の標章であって,農林水産省令で定めるもの)を使用することができる。 イ 商標権者は,その商標権の全部について専用使用権を設定した場合であっても,その設定した範囲について登録商標を使用することができる。 ウ 商標権者は,指定役務と同一の役務について,登録商標と類似する商標を独占的に使用する権利を有する。 エ 商標権者は,同一の指定商品について,複数人に通常使用権を許諾することはできない。 |
解説 | 4220 |
0141 | 42_問21 著作:ア〜エを比較して,著作権等に関して,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア プログラムの著作物の複製物の所有者は,著作権者の許諾を得なくても,第三者が電子計算機で当該プログラムの著作物を利用するために必要と認められる限度において翻案することができる。 イ 絵画,版画,彫刻は美術の著作物に含まれるが,美術工芸品は美術の著作物に含まれない。 ウ レコード製作者は,そのレコードをその複製物の譲渡により公衆に提供する権利を有する。 エ 実演に関する著作隣接権は,実演家の死後70年を経過するまで存続する。 |
解説 | 4221 |
0142 | 42_問22 特許:ア〜エを比較して,事業戦略や特許戦略に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア IPランドスケープでは,知的財産に関する情報だけでなく,知的財産以外のニュースリリース情報なども取り入れて解析する。 イ IPランドスケープは,研究開発部門や知的財産部門内で完結すべきものではなく,その結果を経営陣や事業責任者に提示すべきである。 ウ 事業戦略と特許戦略を関係づけて検討する場合,IPランドスケープを実行して検討する。 エ パテントマップでは,研究開発が未着手の分野や,他社技術の強みや弱みを知ることはできない。 |
解説 | 4222 |
0143 | 42_問23 条約:ア〜エを比較して,特許協力条約(PCT)に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 出願人は,国際調査報告を受け取った後,国際出願の請求の範囲について1回に限り補正をすることができる。 イ 国際調査報告は,国際調査機関から出願人及び国際事務局に送付される。 ウ 国際出願は,国際調査報告とともに国際公開される。 エ すべての国際出願は,国際予備審査の対象とされる。 |
解説 | 4223 |
0144 | 42_問24 特許:ア〜エを比較して,特許権の存続期間に関して,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 国内優先権の主張を伴う特許出願に係る特許権の存続期間は,当該特許出願の出願日から20年をもって終了する。 イ 特許権の存続期間は,当該特許権の設定の登録が,出願審査の請求があった日から起算して3年を経過した日以後にされたときに限り,延長登録の出願により延長することができる。 ウ 特許権の存続期間は,特許料の減免又は猶予がされたことを理由に短縮されることがある。 エ 特許権の存続期間は,医薬品等の特定分野の特許権に限り,3年を限度に延長登録の出願をすることができる。 |
解説 | 4224 |
0145 | 42_問25 特許:ア〜エを比較して,職務発明に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 使用者は,職務発明について法定通常実施権を有する場合がある。 イ 職務発明は,従業者,法人の役員,国家公務員又は地方公務員がした発明である。 ウ 職務発明は,その発明をするに至った行為が,使用者における従業者の現在又は将来の職務に属するものである。 エ 従業者は,職務発明について特許権を有する場合がある。 |
解説 | 4225 |
0146 | 42_問26 著作:ア〜エを比較して,著作権の譲渡に関する次の文章の空欄 (1) 〜 (4) に入る語句の組合せとして,最も適切と考えられるものはどれか。 著作権者は,著作権の全部又は一部を譲渡することができるが,(1) において (2) が譲渡の目的として (3) されていないときは,これらの権利は,(4) 推定される。 選択肢: ア 1 =譲渡契約 2 =二次的著作物の創作権と二次的著作物の利用権 3 =特掲 4 =譲渡した者に留保されたものと イ 1 =譲渡契約 2 =複製権 3 =特掲 4 =消滅したものと ウ 1 =譲渡の登録 2 =二次的著作物の創作権と二次的著作物の利用権 3 =明記 4 =消滅したものと エ 1 =譲渡の登録 2 =複製権 3 =明記 4 =譲渡した者に留保されたものと |
解説 | 4226 |
0147 | 42_問27 不競:ア〜エを比較して,不正競争防止法に規定する不正競争行為に関して,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 需要者の間に広く知られている自己の商品の包装と類似する包装を使用した他人の商品が販売され,自己の商品との間に混同が生じていた場合,不正競争行為を理由としてその販売の差止めを請求することができる。 イ 他人の著名な商品等表示と同一又は類似の商品等表示が使用されていた場合,他人の商品等表示と市場において混同が生じていることを立証しない限り,不正競争行為を理由とした損害賠償請求の対象にならない。 ウ 商標登録が認められなかった商標の第三者による使用については,不正競争行為を理由とした損害賠償請求の対象とならない。 エ 商品等表示の類似性の判断においては,たとえ,全体的な印象に顕著な差異がなく,時と場所を変えて観察したときには誤認の可能性があるとしても,商品を同時に並べて注意深く観察したときに差異が発見されるのであれば類似とはいえない。 |
解説 | 4227 |
0148 | 42_問28 特許:ア〜エを比較して,特許権に係る実施権に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 通常実施権が許諾された場合には,当該通常実施権は,登録しなければ効力を発生しない。 イ 特許権者は,通常実施権を許諾した後で特許権を放棄するときには,その通常実施権者の承諾を得なければならない。 ウ 特許権者は,2人以上の異なる者に対して設定範囲が重複した複数の専用実施権の設定をすることができない。 エ 専用実施権は,特許権者の承諾を得た場合には,移転することができる。 |
解説 | 4228 |
0149 | 42_問29 著作:ア〜エを比較して,著作者人格権に関して,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 著作者は著作物の公表の可否と公表の時期等を決定することができるが,いかなる場合であっても,公表に同意したと推定される場合はない。 イ 二次的著作物の利用にあたって,原著作物の著作者の氏名を表示する必要はない。 ウ 著作権を譲渡しても,著作者人格権を放棄したものとはみなされない。 エ 著作者人格権が侵害された場合,著作者は侵害の停止を請求することができるが,侵害の予防を請求することはできない。 |
解説 | 4229 |
0150 | 42_問30 意匠:ア〜エを比較して,意匠登録を受けることができる可能性のあるものとして,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 物品の機能を確保するために不可欠な材質で構成された物品に係る意匠 イ 工業上利用することができない意匠 ウ 公の秩序又は善良の風俗を害するおそれがある意匠 エ 他人の業務に係る物品と混同を生じるおそれがある意匠 |
解説 | 4230 |
0151 | 42_問31 商標:ア〜エを比較して,商標法における不使用取消審判に関して,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 不使用取消審判の審理において,指定商品について,商標権者が登録商標を使用していなくても,通常使用権者がその登録商標を使用している場合には,その商標登録は取り消されない。 イ 不使用取消審判の審理において,請求の対象となっている指定商品に類似する商品について,商標権者が登録商標を使用している場合には,その商標登録は取り消されない。 ウ 不使用取消審判の審理において,指定商品について,社会通念上同一と認められる商標を使用していたとしても,その商標登録は取り消される。 エ 不使用取消審判の審理において,指定商品について,商標権者が登録商標を審判の請求前6カ月から使用していても,過去3年間使用していなかった場合には,その商標登録は取り消される。 |
解説 | 4231 |
0152 | 42_問32 特許:ア〜エを比較して,特許権の侵害に関して,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 特許権を侵害する製品を購入し,家庭で使用する行為は,特許権の侵害とならない。 イ 侵害のおそれがあるだけであって,実際に特許権の侵害行為がない場合には,差止請求をすることはできない。 ウ 特許権者から購入した製品を,特許権者に無断で第三者に転売する行為は,特許権の侵害となる。 エ 他人が無断で試験又は研究のために特許発明を実施している場合には,特許権者はその行為に対して特許権を行使することができる。 |
解説 | 4232 |
0153 | 42_問33 著作:ア〜エを比較して,著作権等に関して,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 映画の著作物には,映画の効果に類似する視覚的又は視聴覚的効果を生じさせる方法で表現され,かつ,物に固定されている著作物が含まれる。 イ 編集物は,情報の選択又は体系的な構成によって創作性がある場合に,著作物として保護される。 ウ 翻案権を有している者は,著作物を文書又は図画として出版する者に対し,出版権を設定することができる。 エ 共同著作物の著作権の存続期間は,著作物の公表後70年を経過するまでの間である。 |
解説 | 4233 |
0154 | 42_問34 商標:ア〜エを比較して,商標権の存続期間の更新登録に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 通常使用権者であっても,商標権の存続期間の更新登録の申請をすることはできない。 イ 商標権者は,商標権の存続期間の更新登録を受けるためには,指定商品について登録商標を使用している事実を立証しなければならない。 ウ 商標権の存続期間の更新登録の申請は10年毎にする必要がある。 エ 商標権の存続期間の更新登録の申請は,商標権の存続期間の満了前6カ月から満了の日までの間にしなければならない。 |
解説 | 4234 |
0155 | 42_問35 特許:ア〜エを比較して,特許法及び独占禁止法に関して,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア ライセンスを受けた者のなした改良発明について取得した特許権を,ライセンスを許諾した者へ帰属させることを義務づけることは,独占禁止法に違反しない。 イ 特許ライセンス契約において,許諾製品の販売価格を制限することは,独占禁止法に違反しない。 ウ 特許権に係る実施権のライセンスの期間終了日を,ライセンス対象の特許権の満了日よりも後に設定して実施料の支払義務を課すことは,独占禁止法に違反しない。 エ パテントプールは,複数の特許権者からのライセンスの取得を容易にするが,ライセンスなしでは参入できない市場への新規参入希望者にライセンスしないと,独占禁止法に違反する。 |
解説 | 4235 |
0156 | 42_問36 特許:ア〜エを比較して,特許調査の目的に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 特定技術分野における通常実施権の件数を調査し,その技術分野における競合他社のライセンス状況を把握する。 イ 競合他社の開発者を確認するために,その他社の特許出願動向を調べる。 ウ 先の特許出願を確認しておくことにより,新しい研究開発のテーマの手掛かりを見つける。 エ 自社でこれから開発しようとする製品技術が既に他社で開発済かどうかを調べることで,重複研究,重複投資を回避する。 |
解説 | 4236 |
0157 | 42_問37 著作:ア〜エを比較して,映画の著作物に関する次の文章の空欄 (1) 〜 (3) に入る語句の組合せとして,最も適切と考えられるものはどれか。 映画の著作物の著作者が映画製作者に対し当該映画の著作物の製作への (1) を約束している場合,著作権は (2) に帰属する。当該映画の著作物が職務著作である場合,当該映画の著作物の著作権は (3) に帰属する。 選択肢: ア 1 =出資 2 =著作者 3 =法人等 イ 1 =参加 2 =著作者 3 =映画製作者 ウ 1 =出資 2 =映画製作者 3 =映画製作者 エ 1 =参加 2 =映画製作者 3 =法人等 |
解説 | 4237 |
0158 | 42_問38 種苗:ア〜エを比較して,育成者権の効力が及ばない行為として,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 育成者権者以外の者が,品種登録の日から35年経過後に登録品種の種苗を生産する行為 イ 育成者権者以外の者が,育成者権者から登録品種と特性により明確に区別されない品種の種苗を譲り受けた場合において,当該種苗を用いて得られる収穫物を生産する行為 ウ 育成者権者以外の者が,登録品種の種苗を試験又は研究のために利用する行為 エ 育成者権者以外の者が,登録品種の種苗を譲渡するために保管する行為 |
解説 | 4238 |
0159 | 42_問39 特許:ア〜エを比較して,特許出願を行うことによる企業経営上のメリットに関して,最も不適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 特許権が得られれば,他社とクロスライセンスをすることによって,事業活動の自由を確保することができる場合がある。 イ 特許出願が公開されれば,登録前の行為であっても特許権の侵害として損害賠償を請求することができる。 ウ 特許権が得られれば,自社の技術力を広くアピールすることができる場合がある。 エ 特許権が得られれば,先願主義の下,同一発明に係る特許権を他社が取得することを防止することができる。 |
解説 | 4239 |
0160 | 42_問40 特許:ア〜エを比較して,特許法に規定する国内優先権に関して,最も適切と考えられるものはどれか。 選択肢: ア 国内優先権主張の基礎となる先の出願は,その出願の日から1年経過後に,取り下げたものとみなされる。 イ 先の出願の日から1年以内であれば,先の出願について放棄された後であっても,その出願に基づいて国内優先権を主張することができる。 ウ 先の出願の日から1年以内であっても,先の出願について出願公開請求をした後は,その出願に基づいて国内優先権を主張することはできない。 エ 先の出願の日から1年以内であっても,意匠登録出願を先の出願として国内優先権を主張することはできない。 |
解説 | 4240 |